この記事では「ご興味がおありであれば」について解説をします。
「ご興味がおありであれば」とは?意味
そのものに関心があるのなら、という意味です。
「ご興味」は「興味」に「ご」をつけて丁寧な表現にしたものです。
この場合の興味は、相手が持っている関心のことを指しています。
話し手側の関心ではありません。
「おあり」は「ある」に「お」をつけて、相手を敬う表現にしたものです。
「あれば」の「あれ」は、存在する、考えや気持ちを持っているという意味の「ある」を指します。
「ば」は実現していないことを仮に実現したと考えていう意です。
「時間があれば行く」のような使い方をします。
この例の場合だと、時間があるということは、まだ話している時点では成立していませんが、仮に成立したとして「行く」と伝えています。
「ご興味がおありであれば」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、もしも関心を持っているのなら何かをします、何かをしてくださいという場面で使用をします。
「おありであれば」の部分は「おありでしたら」と表現することもできます。
「たら」は実現していない事柄を仮に実現したとしていう語で、「ば」と同じような意味です。
「おあり」の「あり」、「あれば」の「あれ」は、存在する、考えや気持ちを持っているという意味の「ある」です。
「おありであれば」とすると、「ある」「ある」と続いてしまうので、「おありでしたら」としてもよいでしょう。
「あれば」の後には、何かをします、何かをしてくださいという意味の言葉が続きます。
たとえば、「お送りします」です。
ある情報に興味を持ってくれた人がいます。
この情報に関する詳しい事柄を記載した資料があります。
この資料をみてもらえれば、さらにその事柄を詳しく知ることができるので、相手に役立つことが期待できます。
そういったときに「ご興味がおありであれば、資料をお送りします」のような表現をします。
「ご興味がおありであれば」を使った例文
・『ご興味がおありであれば、ぜひお越しください』
・『ご興味がおありであれば、詳しい事柄をご説明いたします』
「ご興味がおありであれば」の返答や返信例
「あれば」の後にどのような言葉が続くのかによって、返事の内容が変わります。
興味があるなら○○をやってください、という意味の言葉が続くなら、その事柄をやってみるとよいでしょう。
勧められているので、その行為を行って問題ありません。
興味があるなら○○をやりますよ、という意味の言葉が続くなら、その事柄をやってもらうとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、相手が何かに関心を持っていそうなときに用います。
興味があるならやってみてくださいなどと、勧めるときに用いる言葉です。