この記事では「暑さが厳しくなってきましたが」について解説をします。
「暑さが厳しくなってきましたが」とは?意味
気温が高くてつらい状態になってきたが、という意味です。
「暑さ」は気温が高い状態を意味します。
どの程度の温度という定義はなく、また人によって暑いと感じる温度は異なりますが、特に夏の気温をいいます。
「厳しく」は自然現象の程度がはなはだしいことです。
「暑さが厳しく」という場合は、気温が非常に高いことを意味します。
「なって」はその状態に変わることです。
「ました」は敬意を表す「ます」と、過去や完了を表す「た」をつなげています。
つまり、すでに暑さが厳しい状態に変わっているのです。
「暑さが厳しくなってきましたが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、手紙のあいさつで主に用いられます。
手紙は4つのブロックで構成されています。
最初が頭語と時候のあいさつです。
頭語は拝啓、啓上などのこと、時候のあいさつは、季節感を表す言葉のことです。
その次に本文がきます。
本文は主となる部分で、この部分が一番長くなります。
その次が結びのあいさつと結語です。
結語は、頭語に対応するものを使います。
そして、最後が日付、署名、宛名です。
「暑さが厳しくなってきましたが」は、時候のあいさつとして使います。
8月がもっとも暑い季節ですが、暦の上では秋がはじまるので、8月は秋を感じる言葉を使います。
そのため、「暑さが厳しく~」は7月に使う言葉です。
「なってきましたが」の後には、相手の体調などを気遣う言葉が続きます。
あいさつの言葉なので、この部分ばかりが長くならないようにします。
「暑さが厳しくなってきましたが」を使った例文
・『暑さが厳しくなってきましたが、変わりなくお過ごしでしょうか』
「暑さが厳しくなってきましたが」の返答や返信例
「ましたが」の後に続く言葉の内容によって、返事の内容が多少変わります。
多くの場合は気遣いを示す言葉が続きます。
体調について気遣いを示してくれているなら、自分の体調について伝えます。
なるべく前向きな言葉を使うことが望ましいです。
相手を不安にさせるような発言はできるだけ控えましょう。
あいさつなので、「暑さが厳しく~」という言葉に対して、長く返事を書く必要はありません。
本文に対しての返事を重視してください。
そして、最後に相手を気遣う気持ちを表しましょう。
まとめ
この言葉は、主に手紙のあいさつで使われるものです。
改まった手紙では、頭語とあいさつから書き始めます。
季節によってあいさつの言葉が変わるので、その季節にあった言葉を使ってください。
この言葉の場合は暑い季節である7月ころに使われます。
