「双方が十分に納得した上」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「双方が十分に納得した上」とは?
「双方が十分に納得した上」は、互いに納得した状態を表現するためのフレーズです。
「双方」とは、「両方」や「お互いに」などの意味を持っています。
これは、二つの物があって、そのどちらも両方という意味を持つ言葉です。
ここでは「双方が」としている事から、主語として使用されています。
また、「十分に」とは、程度の強さを表現する言葉です。
これは、「しっかりと」や「不足することなく」との意味を持つと言えます。
ここでは「納得」という言葉を修飾する目的で使用されているのです。
なお、「納得」とは「もっともだと理解して認めること」を意味する言葉です。
「双方が十分に納得した上」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「双方が十分に納得した上」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、後輩とチームを組む事になったとします。
そして、仕事に着手する前に、互いの役割分担をしっかり合意しようと考えたのでした。
このような場合には、「双方が十分に納得した上、仕事を進めるようにしましょう」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分も相手も納得し合うような状態を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「双方」の使い方に注意するとよいでしょう。
これは「両方」、「両者」、「互いに」などの類似表現で言い換える事もできます。
しかし、それぞれニュアンスの違う言葉になるので、使用する対象などに応じて上手に使い分ける必要があるのです。
「双方が十分に納得した上」を使った例文
「双方が十分に納得した上」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の言葉に応じた内容を続けて述べると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『双方が十分に納得した上、仕事に着手しましょう』
・『双方が十分に納得した上、取り組んでいきましょう』
・『双方が十分に納得した上、目的に向かって進みましょう』
「双方が十分に納得した上」の類語と敬語での言いかえ
「双方が十分に納得した上」の類語と敬語を解説していきます。
「双方が十分に納得した上」の類似表現
「双方が十分に納得した上」の類似表現には、「互いが十分に納得した上」があります。
「双方が」と「互いが」は、同じような意味で使用できる言葉だと言えるのです。
「双方が十分に納得した上」の敬語表現
「双方が十分に納得した上」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「双方が十分に納得なさった上」に言いかえできます。
まとめ
このように「双方が十分に納得した上」は、互いに納得した状態を表現するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。