「そしたら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「そしたら」とは?
これは、「そうしたら」という言葉が口語表現に変化したものです。
「そう」は指示代名詞になっています。
これは、様子や状態を表す場合に使用される言葉なのです。
たとえば近くに存在するものであれば「こう」と表現できます。
そして自分から遠いものであれば「そう」と表現できるのです。
さらに様子が分からない場合には「どう」を使います。
ここでは動詞の「する」を組み合わせて「そうする」という形で使っています。
これに仮定表現の「たら」を組み合わせると、「そうしたら」になるのです。
つまりこれは「そうする」という状態を仮定していると分かります。
そして、これは短縮されたのが、「そしたら」という言葉なのです。
このことから、これが「そうしたら」という内容が口語表現に変化したものであると分かるのです。
「そしたら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、後輩に仕事を指示していたとします。
そして一人の後輩が、今ある作業を全て終えたのでした。
このようなケースで、「そしたら、次はこちらで作業してください」と伝えるとよいでしょう。
これにより、そうしたらという内容を、省略した形で表現できるのです。
この言葉を使うときは、「そしたら」の表現方法に注意するべきです。
これは「そうしたら」とした方が正しい使い方になります。
また、「そうしましたら」のように、丁寧な言葉遣い言い換える事もできるのです。
「そしたら」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『そしたら帰っていいですよ』
・『そしたらこちらに来てください』
・『そしたら次はこの作業を進めてください』
「そしたら」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「そしたら」の類似表現
たとえば、「そうしたら」が類似表現になります。
「そしたら」と「そうしたら」は、同じような意味で使えるのです。
「そしたら」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「そしましたら」に言い換えできます。
なお、これは丁寧語を組み合わせた表現になっているのです。
また、「そういたしましたら」で謙譲語にする方法もあります。
まとめ
これらのことから、「そうしたら」という内容が口語表現に変化したものとして、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
