この記事では「長い時間お引き留めしてしまい」について解説をします。
「長い時間お引き留めしてしまい」とは?意味
長時間とどまらせてしまい、という意味です。
「長い時間」は、ある時点とある時点との隔たりが大きいことを意味します。
どれくらいの時間を「長い」というのか定義はありません。
忙しい人にとっては10分でも長く感じるでしょうし、時間がたっぷりある人なら10分はそれほど長く感じないでしょう。
「お引き留め」は、「引き留める」の連用形の「引き留め」に、「お」をつけて相手を敬う表現にしています。
「引き留める」には、立ち去ろうとする人をとどめる、声をかけるなどしてとどまらせるという意味があります。
動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「する」を添えた形で、謙譲の意を表し、相手を敬う表現となります。
「して」の「し」は、動作や行為を行うという意味の「する」です。
「長い時間お引き留めしてしまい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手と長い時間話してしまったときに主に用いられます。
たとえば、廊下を歩いているときに、他部署の知り合いにあったとします。
この人に話したいことがあったので、声をかけて話をしました。
廊下を歩いているところを、声をかけて止まらせたのです。
この行為が「引き留める」が意味するものです。
話しがはずんで、いつの間にか長い時間が経っていました。
相手にもやらなければならない仕事があり、忙しいだろうところを、長い時間とどめてしまったのです。
そのようなときに、この言葉を伝えます。
「長い時間」はどれくらいの時間について使うのか定義はありませんが、2、3分のことには使用しません。
「しまい」の後には、謝罪の言葉が続くことが一般的です。
長い時間引き留めて、相手の時間を奪ってしまったり、迷惑をかけたりしているので、謝罪をするのです。
「長い時間お引き留めしてしまい」を使った例文
・『長い時間お引き留めしてしまい、申し訳ありませんでした』
「長い時間お引き留めしてしまい」の返答や返信例
長い時間が経過をして、迷惑を受けているかもしれませんが、「本当に迷惑だ」ということを伝えないのが一般的です。
そのようなことを言われた人は、悪いことをしたと気に病んでしまうことでしょう。
このようなときは「気にしないでください」「大丈夫です」など、相手を安心させる言葉をかけます。
まとめ
この言葉は、他人に声をかけて長い時間とどまらせたときに用います。
長い時間とどまらせたことで迷惑をかけているかもしれないので、この後には謝罪の言葉が続きます。
話をするときは、相手の時間に配慮しましょう。