「滞りなく済ませることができました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「滞りなく済ませることができました」とは? ビジネス用語【一語】

「滞りなく済ませることができました」という言葉は、仕事を終えた際に使用するビジネスシーンでも多く聞かれる言葉です。

適切なビジネスシーンで正確に使用できるように、意味や使い方を簡単に説明します。

「滞りなく済ませることができました」とは?意味

「滞りなく済ませることができました」という言葉の「滞る」というのは「停滞する」「つかえる」「はかどらない」といった意味があり、「滞りなく」ということは「停滞することもなく」「つかえることもなく」といった意味合いになります。

全体を通すと、「物事(仕事またはプロジェクト)をトラブル(問題)なく、終わらせることができました」といった意味の言葉が完成します。

「滞りなく済ませることができました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「滞りなく済ませることができました」という言葉は、ある一定の仕事やプロジェクトがひと段落ついたり、完了した際に使用される言葉です。

この言葉を使用する対象者は、仕事やプロジェクトに協力してくれた人や企業など、関係者へお礼を伝える際に添える言葉となります。

冠婚葬祭の際にも使用されることのある言葉なので、多用する言葉ではありません。

あちこちで使用するのではなく、仕事や関係者が集まる場で挨拶をする際に、お礼の言葉や労いの言葉とともに使うように注意しましょう。


「滞りなく済ませることができました」を使った例文

・『今回のプロジェクトはとても大変なものでしたが、滞りなく済ませることができました』
・『お疲れ様でした。本日のイベントは皆様のご協力のおかげで、滞りなく済ませることができました。ありがとうございました』
・『ご安心ください。◯◯様よりご依頼いただいておりました案件は、全て滞りなく済ませることができました』

「滞りなく済ませることができました」の言い換え表現

「滞りなく済ませることができました」という言葉の言い換える場合には「恙なく済ませることができました」「スムーズに済ませることができました」「問題なく済ませることができました」といった言葉を用いることができます。

ただ、「恙なく」という言葉は「問題がおきそうでしたが、問題なく済ませることができました」という少しマイナスな意味合いも含んでいるため、冠婚葬祭や目上の人が大勢いるような場では、「滞りなく」という言葉を使うようにしましょう。

まとめ

ここでは「滞りなく済ませることができました」という言葉の意味や使い方などについて、簡単に説明してきました。

仕事やプロジェクトの終了させる場合によく用いられるこの言葉はある案件の仕事において、担当者や代表者になった場合に使うことの多い言葉です。

いつ担当者や代表者になってもいいように、今から自分の知識の1つとして覚えておきましょう。