ビジネス用語の「また次回誘っていただけるとうれしいです」はどんな意味で使う言葉なのでしょうか。
「また次回誘っていただけるとうれしいです」とは?意味
「また次回誘っていただけるとうれしいです」とは、「次も誘ってほしい」という意味で使うビジネス表現です。
「また次回誘っていただけるとうれしいです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「また次回誘っていただけるとうれしいです」の「次回」とは今回に続く次の機会を意味します。
次の機会があるときにも声をかけて誘ってくれると幸せに感じる、つまり「今回誘ってもらって楽しかったので次の機会も誘って欲しい」という意味を表す言葉です。
ビジネスの世界では行動や体験に満足したことを表す意味で「次もまた誘ってほしい」という表現をよく使います。
同じ体験を何度もするというのはビジネスの世界において最上級の賛辞を表す行為であり「また次回誘っていただけるとうれしいです」という言葉は誘ってくれた人に対する最大級の褒め言葉になります。
誘った側も相手に喜んでもらえて悪い気分になるはずがありません。
今回満足してくれただけでも十分なのに次回も誘って欲しいと言ってもらえるのは最大級の喜びであり苦労がむくわれます。
今回の体験に満足したのはもちろん次もまた同じような幸せを感じられると見越して使われる言葉が「また次回誘っていただけるとうれしいです」という表現です。
注意が必要なのは社交辞令の可能性です。
人に誘って何かをした時は喜びの気持ちを伝えるのがマナーであり、たとえその体験がつまらなかったりいまいちだったりしても明確な不満を伝えするのはビジネスマナーとして正しくありません。
「また次回誘っていただけるとうれしいです」という言葉が社交辞令として使われるケースは意外に多く、本心ではそれほど満足していないのに口にしている可能性もあります。
社交辞令で口にしている人を本当に誘ってしまうとお互いにとって良い結果になりません。
「また次回誘っていただけるとうれしいです」を使った例文
・『楽しい一日になりました、また次回誘っていただけるとうれしいです』
・『今回は都合がつかず参加できませんでしたが、また次回誘っていただけるとうれしいです』
・『また次回誘っていただけるとうれしいです、という言葉を鵜呑みにするのは危険だ』
「また次回誘っていただけるとうれしいです」の返答や返信例
・楽しんでいただけたようで誘った甲斐がありました
今回の誘いを楽しんでくれたことに対する喜びを素直に伝えましょう。
次回について具体的な話をしたくない場合はこのように返答しておけば無難に対応できます。
・都合のよい日時を教えていただけますか
次回誘うつもりがあるなら相手の都合のいい日時を確認しておきましょう。
その場でスケジュールを押さえておけば調整はスムーズに進みます。
まとめ
「また次回誘っていただけるとうれしいです」は本心なのか社交辞令なのか見極めが難しい言葉です。
相手の態度や口ぶりを見て本心かどうかきちんと見極めてください。