「所見を述べる」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「所見を述べる」とは?
「所見を述べる」は、「考えていることを言う」との意味で使用される言葉です。
「所見」とは、「見た所」という書く事ができます。
つまり、単純に「見た結果」との意味で使用する事ができます。
たとえば、「医師の所見」などの使い方の場合に、このような意味になります。
しかし、「所見」には、「考えている内容」や「意見」などの意味もあります。
「所見を述べる」のように使用した場合には、こちらの意味で使用する事が多いと言えます。
そして「述べる」とは、「言葉にして表現する」ことを意味する言葉なのです。
「所見を述べる」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「所見を述べる」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが会議に参加していたとします。
しかし、その会議では上司が自社の意見を全く発言しないのでした。
このような場合には、「しっかりと当社の所見を述べるべきです」と述べるとよいでしょう。
これにより、考えている内容を発言することを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「述べる」の使い方に注意しましょう。
「述べる」は「言う」や「発言する」などで言いかえできます。
しかし、それぞれが少しずつ違う印象を持つ言葉になるのです。
そのため、状況に合わせて、適切な言葉を選択して使用する必要があるのです。
「所見を述べる」を使った例文
「所見を述べる」を使った例文を挙げます。
例文のように、「誰の」などを先に述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『そろそろ、部長の所見を述べるべきだと思います』
・『しっかりと、当社の所見を述べる必要がありそうです』
・『今はまだ、私たちの所見を述べるのは控えるべきです』
「所見を述べる」の類語と敬語での言いかえ
「所見を述べる」の類語と敬語を解説していきます。
「所見を述べる」の類似表現
「所見を述べる」の類似表現には、「考えを述べる」があります。
「所見」と「考え」は、どちらも同じような意味で使用できる言葉なのです。
「所見を述べる」の敬語表現
「所見を述べる」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「所見を述べられる」に言いかえできます。
この場合は、行動主体の相手に敬意を示す言葉になるので、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように「所見を述べる」は、「考えていることを言う」との意味で使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。