「新社屋が落成いたしました」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「新社屋が落成いたしました」とは?
「新社屋が落成いたしました」は、新しい社屋の落成時に使用できる言葉です。
「社屋」とは、「会社の建物」を意味する言葉です。
事務所と言ったり、オフィスと言ったりしますが、ここでは部屋ではなく、建物そのものを示します。
また、「落成」とは、「工事が完成すること」などの意味で使用される言葉です。
これは名詞ですので、動詞と組み合わせて「落成する」のように使用できます。
これを過去形にすれば「落成しました」になります。
さらに、謙譲語に言い換えたのが「落成いたしました」なのです。
「新社屋が落成いたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「新社屋が落成いたしました」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたの会社が新社屋を作っていたとします。
そして、社屋が完成したので、取引先にそのことを伝達することにしたのです。
このような場合には、「ついに、当社の新社屋が落成いたしました」と述べるとよいでしょう。
これにより、新しい会社の建物の工事が完成した様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には「いたしました」の使い方に注意しましょう。
これは漢字で「致しました」と表記する事ができます。
しかし、ビジネスで使用する際には、仮名表記で「いたします」とするのが好まれる傾向にあるのです。
どちらも使用できますが、そのような傾向がある事を理解しておくとよいでしょう。
「新社屋が落成いたしました」を使った例文
「新社屋が落成いたしました」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を加えてアレンジする事も可能です。
・『新社屋が落成いたしました』
・『ついに、新社屋が落成いたしました』
・『やっと、当社の新社屋が落成いたしました』
「新社屋が落成いたしました」の類語と敬語での言いかえ
それでは「新社屋が落成いたしました」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「新社屋が落成いたしました」の類似表現
「新社屋が落成いたしました」の類似表現には、「新社屋が完成いたしました」があります。
「落成」と「完成」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「新社屋が落成いたしました」の敬語表現
「新社屋が落成いたしました」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「新社屋が落成しました」のように言い換えできます。
この場合は、謙譲語の意味がなくなり、丁寧語の意味だけが残る形になります。
まとめ
このように「新社屋が落成いたしました」は、会社の建物が完成した場合に使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。