「今後も続くとみられる」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「今後も続くとみられる」とは?
「今後も続くとみられる」は、これからも続くように思える場面で使用できる言葉です。
「今後も」は、「今から以降も」や「現在より後も」などの意味で使用されます。
これは「今後は」ではなく「今後も」とすることで、今までと同様である事を暗黙的に示しているのです。
なお、「続くとみられる」は、「続くと考えられる」や「続くと思われる」のような意味を持っています。
「みる」という動詞を受動表現にすることで、自然にそう思えるような様子を言い表したものにしているのです。
「今後も続くとみられる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「今後も続くとみられる」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、物価の上昇が続いていたとします。
これまでも緩やかに上昇を続けていましたが、これからも状態が継続すると考えられるのでした。
このような場合には、「物価の上昇は、今後も続くとみられる事象です」と述べるとよいでしょう。
これにより、今までと同じように物価上昇が継続すると思われる様子を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「続くとみられる」の使い方に注意しましょう。
これは、「みる」が受動表現になったものです。
しかし、このような表現は敬語表現と混同しやすいものだと言えます。
使い方に注意して、相手に誤解されないようにしましょう。
「今後も続くとみられる」を使った例文
「今後も続くとみられる」を使った例文を挙げます。
例文のように、何が続くのかを先に述べると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『人材不足には、今後も続くとみられる事象です』
・『物価の上昇が、今後も続くとみられるのでした』
・『このような現象は、今後も続くとみられるものです』
「今後も続くとみられる」の類語と敬語での言いかえ
それでは「今後も続くとみられる」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「今後も続くとみられる」の類似表現
「今後も続くとみられる」の類似表現には、「これからも続くとみられる」があります。
「今後も」と「これからも」は、同じ意味で使用できる言葉だと言えるのです。
「今後も続くとみられる」の敬語表現
「今後も続くとみられる」を、敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「今後も続くとみられます」のように言いかえできます。
まとめ
このように「今後も続くとみられる」は、これからも続くように思える場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。