「自負しております」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「自負しております」とは?
「自負しております」は「自負している」という意味で使用できる言葉です。
ここでは敬語を使用する事で、言葉が言い換えられています。
ここでは「しております」という言葉を使用しています。
これは「する」、「おる」、「ます」の三つに分解できます。
「おる」は「いる」を意味する謙譲語です。
そして「ます」は丁寧語の語尾として使用される言葉です。
そのため、「しております」を平易な言葉に言い換えれば、「している」となるのです。
「している」とは、「する」を現在進行形にした言葉です。
このように表現することで、現在進んでいる行動のことを言い表せるのです。
なお、「自負」は、「自分で自分の能力を優れたものと認めること」を意味します。
「自らをたのむ」ことを「自負」と表現できるのです。
「自負しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「自負しております」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが他社に自分の会社をアピールすることになったとします。
そして、技術力が高いことを、アピールしようと考えたのです。
このような場合には、「当社は、高い技術があると自負しております」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分で自分の能力を認めていることを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「おります」の使い方に注意しましょう。
これは気が付きにくいですが、謙譲語の表現になっている言葉です。
相手によっては、過剰な敬語と受け取られる可能性もあるのです。
相手に応じて、「います」のような平易な言葉に言い換えて使用するとよいでしょう。
「自負しております」を使った例文
「自負しております」を使った例文を挙げます。
例文のように、自負する対象を先に述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『高い技術力があると、自負しております』
・『生産性の高さを、自負しております』
・『非常に人脈が広い事を、自負しております』
「自負しております」の類語と敬語での言いかえ
それでは「自負しております」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「自負しております」の類似表現
「自負しております」の類似表現には、「自任しております」があります。
「自負」と「自任」は、同じような意味で使用できる言葉だと言えます。
「自負しております」の敬語表現
「自負しております」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「自負いたしてます」のように言いかえできます。
まとめ
このように「自負しております」は、自分で自分の能力を認めることを、表現できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。