「○月○日までにご提出いただけると幸いです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」とは?
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」は、提出期日を相手に伝えるために使用できるフレーズです。
「○月○日」の部分は、「1月1日」のように、希望する期日に書き換えて使用するとよいでしょう。
また、ここでは「までに」としていることから、その期日が期限となっていることが分かります。
さらに、「ご提出いただけると幸いです」とすることで、相手に控えめな態度で提出を依頼しています。
「いただく」は「もらう」を意味する謙譲語です。
さらに「幸いです」は、相手に何かに依頼したいことを遠回しに表現できるフレーズなのです。
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「○月○日までにご提出いただけると幸いです」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが各社に見積もりを依頼したとします。
社内の稟議の時間を考えて、提出期日を3月15日に設定することにしたのです。
このような場合には、「3月15日までにご提出いただけると幸いです」と述べるとよいでしょう。
これにより、提出期日を明示しながら、相手に提出を依頼できるのです。
この言葉を使用する場合には、「幸いです」の使い方に注意しましょう。
このような言い回しは、文章を冗長にするものです。
ここでも「○月○日までにご提出ください」とすれば、シンプルな文章に言い換える事ができるのです。
状況に合わせて、適切な表現を選択して使用するとよいでしょう。
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」を使った例文
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのまま使用してもよいですし、冒頭に前提などを述べてもよいでしょう。
・『3月14日までにご提出いただけると幸いです』
・『可能でしたら、3月15日までにご提出いただけると幸いです』
・『間に合うようでしたら、3月15日までにご提出いただけると幸いです』
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」の類語と敬語での言いかえ
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」の類語と敬語を解説していきます。
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」の類似表現
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」の類似表現には、「○月○日までにご提出いただけると嬉しいです」があります。
「幸いです」と「嬉しいです」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」の敬語表現
「○月○日までにご提出いただけると幸いです」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「○月○日までにご提出下さると幸いです」に言いかえできます。
まとめ
このように「○月○日までにご提出いただけると幸いです」は、期日を伝えながら提出を依頼するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。