「努めます」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「努めます」とは?
「努めます」とは、「力を注ぎます」や「努力します」などの意味で使用される言葉です。
ここでは、「努める」という動詞がベースになっています。
「努める」に丁寧語の「ます」を付与する事で、「努めます」になっているのです。
この場合に、「努める」の語尾は連用形に活用されます。
「努め」と活用した上で、「ます」を付与しているのです。
なお、「努める」には、「力を注ぐ」との意味があります。
「仕事に努める」や「研究に努める」など、名詞と組み合わせて使用するのが一般的な使い方だと言えます。
また、動詞と組み合わせる場合には、「急ごうと努める」のように使用できます。
「努めます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「努めます」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが部長に呼び出しされたとします。
部長は、今月のあなたの成果に対して、お褒めの言葉をくれたのでした。
このような場合には、「今後も、しっかり業務に努めます」と述べるとよいでしょう。
これにより、業務に注力する様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「努めます」の語尾に注意しましょう。
これは丁寧語の語尾になっています。
これを平易な言葉にすれば「努める」になります。
さらに、謙譲語にすれば「努めるようにいたします」などに言い換えできるのです。
どれを使用しても問題はありませんが、相手や状況に合わせて使い分ける必要があるのです。
「努めます」を使った例文
「努めます」を使った例文を挙げます。
例文のように、「何に」努めるのかを先に述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『今後も、しっかり業務に努めます』
・『今日も朝から、仕事に努めます』
・『これからは、二度と失敗しないように努めます』
「努めます」の類語と敬語での言いかえ
それでは「努めます」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「努めます」の類似表現
「努めます」の類似表現には、「取り組みます」があります。
「努める」と「取り組む」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「努めます」の敬語表現
「努めます」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「努めるようにいたします」のように言いかえできます。
まとめ
このように「努めます」は、何かに力を注ぐことを表現できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。