「自負する」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「自負する」とは?
「自負する」とは、「自分で自分の能力を認めて誇りに思う」との意味で使用される言葉です。
「自負」の語源は、「自らを頼る」との言葉から来ています。
ここでは「負ける」という漢字が使用されていますが、「責任を負う」などの使用方法もあります。
そのため、「負」という漢字で、「頼みにする」様子を表しているのです。
また、「自負」は名詞ですので、行動を示す場合には動詞を組み合わせます。
ここでは「する」を組み合わせて「自負する」としているのです。
このように表現することで、「自分を頼みにしている」ことを表現できると言えます。
そして「自分を頼みにする」ということは、自分の能力に自信や誇りを持っている事と同じ意味になるのです。
「自負する」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「自負する」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、プログラミングが非常に得意だったとします。
しかし、それ以外のスキルには全く自信がなかったのです。
このような場合には、「プログラミングは、私が唯一自負するスキルです」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分で自分の能力を高く評価している様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用するときには、「する」の使い方に注しましょう。
これは平易な言葉です。
敬語表現で装飾されていない、プレーンな状態の言葉なのです。
これを丁寧語にすれば「自負します」になります。
さらに謙譲語に言い換えれば「自負いたします」のようにい変化するのです。
相手や状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「自負する」を使った例文
「自負する」を使った例文を挙げます。
例文のように、自分で自分の能力を高く評価する様子を示して使用すれば、上手に文中で使用できることでしょう。
・『もっと自負するべきです』
・『私が自負する唯一のスキルです』
・『この能力だけは、自負する事ができます』
「自負する」の類語と敬語での言いかえ
それでは「自負する」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「自負する」の類似表現
「自負する」の類似表現には、「自認する」があります。
「自負」と「自認」は、同じような意味で使用される類似の言葉だと言えるのです。
「自負する」の敬語表現
「自負する」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「自負いたす」のように言いかえできます。
まとめ
このように「自負する」は、自分で自分の能力を認める場合に、使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。