「助かります」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「助かります」とは?
「助かる」は、「危険を回避する」との意味があります。
これは、死や怪我などを避ける事ができた場合に使用できる言葉です。
しかし、ビジネスで「助かる」と使用する場合には、「負担や労力が少なくて済む」ことを示します。
このような状況を示して、「助かる」と表現する事ができます。
そして、これを丁寧な言葉に言いかえれば「助かります」になるのです。
たとえば、予算が無い中で、先方が値引きに応じてくれた場合、「助かります」と相手に伝える事ができます。
このように述べることで、自分の負担が少なくて済んだことを表し、間接的に相手に感謝を伝達できるのです。
「助かります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「助かります」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたの会社で予算がなかったとします。
しかし、どうしても作業を委託したい案件がありました。
すると、委託先に企業が値引きに応じてくれたのです。
このような場合には、「お値引きいただきまして、とても助かります」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分たちの負担が少なく済んだことに対して、感謝の気持ちを表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「助かります」の使い方に注意しましょう。
これは、相手の行為が自分の役にたったことを示すようなニュアンスがあります。
そのため、目上の人に対して使用すると、失礼な印象に聞こえる可能性があるのです。
相手や状況によっては、普通に「感謝いたします」などに言い換えて使用するとよいでしょう。
「助かります」を使った例文
「助かります」を使った例文を挙げます。
例文のように、何をしてくれたことで助かったのかが分かるように表現すると、自然な文章を作成できることでしょう。
・『ご対応いただき助かります』
・『ご連絡くださり、大変助かります』
・『お値引きいただいたことで、とても助かります』
「助かります」の類語と敬語での言いかえ
それでは「助かります」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「助かります」の類似表現
「助かります」の類似表現には、「救われます」があります。
「助かる」と「救われる」は類似の意味ですが、救われるのほうが言葉のトーンが強くなるので、注意して使い分けましょう。
「助かります」の敬語表現
「助かります」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「感謝いたします」のように言いかえできます。
これは違う意味の言葉ですが、同じような状況に対して使用できる敬語表現だと言えるのです。
まとめ
このように「助かります」は、自分の負担が少なくて済んだことに、感謝を示すためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。