この記事では「横から失礼いたします」について解説をします。
「横から失礼いたします」とは?意味
聞き手の横側から何かをすることに対してや、関係ない立場から入ることに対して、軽く謝る意です。
「横から」は、聞き手の左右の側から、無関係の立場からを意味します。
体の側面の方向、または何かをしているところに途中から入ることをいいます。
「失礼」は、礼儀にかけるという意味や、軽く謝る意、人に尋ねる意を持つ言葉です。
この場合は、軽く謝る意で使用をしています。
「いたします」は「する」の謙譲語です。
自分の側の行為を低めて表現したり、改まった気持ちを表したりすることで、相手に対して敬意を表します。
「横から失礼いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手の横から何かをするときや、会話の途中に入るときに使用をします。
たとえば、AさんとBさんが会話をしていたとします。
そこにお茶を持ってきて、AさんとBさんの体の横側からお茶をテーブルにおくとします。
このときに、お茶を持ってきた人がこの言葉を使用します。
相手が会話をしているときに横から何かをするのは、相手を驚かせてしまったり、失礼になったりします。
そのため、軽く謝罪の意を表すのです。
AさんとBさんが会話をしていて、自分は部外者だとします。
この2人の会話に気になることがあったので、途中で口を挟みたくなりました。
そうったときにも、この言葉を使用します。
いきなり言いたいことを話し出すと「なんだこいつ」と思われてしまいかねませんが、こういった言葉を使うと会話に入りやすいです。
人の前を通るときにも使うことができます。
この場合、できれば前を通らずに済ませたいものです。
「横から失礼いたします」を使った例文
・『横から失礼いたします。お茶をお持ちしました』
「横から失礼いたします」の返答や返信例
何をするときに述べられているのかによって、返答内容が変わります。
お茶を持ってきて横側からおくときは、お茶を持ってきてくれたことに対してお礼を述べます。
誰かと会話をしているときは、何も言葉を返さないことがあります。
返答するのか、しないのかは、会話をしている相手がどういった立場の人なのか、どのような会話をしているのかによって変わります。
会話の途中に入ってくるときは、相手の話を聞きましょう。
どうしても言いたいことがあるはずなので、耳を傾けてください。
まとめ
この言葉は、横から何かをしたり、関係ない立場のものが入ってきたりするときに使用をします。
いきなり何かをすると相手を驚かせたり、失礼になったりするので、こういった言葉を使って気遣いを示すことが望ましいです。