「叶いますでしょうか」という表現法についての解説です。
「叶いますでしょうか」とは?意味
「叶いますでしょうか」は、ビジネスにおいては、もはや、お願いというベースを通り越して神頼みでもよいので願いをかなえてほしいと相手企業に伝えるという何とも言えない、願いを伝える表現法です。
つまり、必死さがあり、もうなりふり構ってられず、相手企業に対して神頼みとみてもらってもよいので助けてというのがこの表現になります。
「叶いますでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「叶いますでしょうか」は、ビジネスではもはや、正式なお願いというより、神頼みでも何でも良いので助けてという意味で使用されます。
なので、この言葉を聞いた企業側は、そこまで困っているのかという認識になりますので、注意すべく点は、この言葉は、言い放った側が困窮していたり、すでに救ってもらえないとどうしようもない状況に陥っていることを印象付けるので使用には注意です。
特に企業なんかで相手にものすごく弱みを見せた場合、どうなるかを考えますと、「叶いますでしょうか」はかなり相手に弱みを見せる行為になるのです。
「叶いますでしょうか」を使った例文
・『支給商品の○○を用意していただきたいのですが、叶いますでしょうか』
・『こちらの要望としては、この商品の値段を○○として頂きたいのですが、叶いますでしょうか』
「叶いますでしょうか」の返答や返信例
「叶いますでしょうか」は、正式なお願いではなく、無茶ぶりというようなもので、もはや神頼みなので、この言葉について返答をする場合、まじめに返答をする必要はないでしょう。
よって回答例は、「神様にでもお願いしてみては?」という回答でも一応返答及び返信をしたとみなします。
「叶いますでしょうか」は、もうなりふりを構っておらず、神頼みでもよいのでどうにかという意味になるので決して良い表現ではないので、願いを聞く側は、大きく言葉を返すことができ、このように強気な発言をすることも可能となります。
まとめ
「叶いますでしょうか」は、叶うというのが神頼みであるがゆえ、相手側が神様であるという解釈になるのでビジネスでは相手企業とかお客様にかなり弱みを見せるのでまずこの言葉は使用しません。
弱みを見せるということはそれだけ付け入るスキを与えるので、逆に自ら墓穴を掘る言葉なので、ビジネスではまず使わないです。
よって、「願えますでしょうか」というお願いベースであるという表現が正しいビジネスでの言葉の在り方で絶対に相手を紙の様であると言って願いをかなえてくれる人だと言ってはいけません。
これをしてしまうと、企業としてのプライドのほかそもそも論が、助けてもらうこと前提で商売してるの?となるので企業の印象が最悪になります。
