「参考までに添付します」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「参考までに添付します」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「参考までに添付します」について解説をします。

「参考までに添付します」とは?意味

何かを考えるときの手がかりになるように、書類などを添えておきますという意味です。

「参考」には、他人の意見や他の資料などを照らし合わせてみて、何かをするときの自分の考えの手がかりにすること、またその材料という意味があります。

「までに」は、動作や作用がそれ以上には達しないという意味です。

「参考までに」は、参考以上のものではないことを表します。

「添付」は、資料などに補助としてつけ加えることです。

「します」は、動作や行為を行うという意味の「する」に、敬意を表す「ます」をつなげています。

「参考までに添付します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かをするときに自分の考えを決める手がかりとしてもらうために、資料などに何かを添えた場合に使用をします。

たとえば、マンションの建設を計画していたとします。

どのようなマンションを作るつもりなのかを計画書にして、取引先に提出をします。

その計画書に、これまでの事例を記載した資料も一緒につけました。

事例を集めた資料は、これから行うマンション建設のことを考える際の手がかりとしてもらうためのものです。

つまり、主となる資料ではないということです。

このような何かを一緒につけることを指して、この言葉を用います。

添えるものは書類や画像など、そのときによってさまざまです。

この表現でも失礼にはなりませんが、「添付いたします」とした方がさらに丁寧になります。

「いたす」「する」の謙譲語で、自分の側を低めて表現することで、相手に対して敬意を表すものです。

「いたします」の形で使われることが多いです。


「参考までに添付します」を使った例文

・『これまでの成功事例を参考までに添付します』
・『月別売上ランキングを参考までに添付します』

「参考までに添付します」の返答や返信例

資料などを渡してくれており、それと一緒に別の何かも渡してくれているので、それらを渡してくれたことに対してお礼を述べましょう。

主となる資料などには、必ず目を通すようにします。

一緒に添えられているものは、必ず目を通さなければならないものではありませんが、目を通しておくことが望ましいです。

それが自分の考えを決めるときに役立つことでしょう。

使わないものでも、とっておくと後で役に立つかもしれません。

まとめ

この言葉は、自分の考えを決める手がかりにしてもらうために、資料などに何かを添えたときに使用をします。

参考にする何かを一緒に相手に渡せば、役立ててもらえることでしょう。