この記事では「どうぞお楽しみください 」について解説をします。
「どうぞお楽しみください 」とは?意味
どうか満足するときを過ごしてくださいといった、心から願う気持ちや、勧める気持ちを表す言葉です。
「どうぞ」には、丁寧な気持ちを表したり、心から願う気持ちを表したり、何かを勧めたりする言葉です。
「どうぞお召しあがりください」「どうぞお受け取りください」のような使い方をします。
「お楽しみ」は、楽しむことを相手を敬う表現にしたものです。
動詞の連用形に「お」を添えたものに、「ください」をつなげると、その動作をする人に対して尊敬の意を表します。
「お~ください」の形で、相手に何かを要望・懇願する意になります。
「どうぞお楽しみください 」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に何かを楽しんでもらいたいときに使用をします。
そうしてくれるとうれしい、そうなって欲しいという話し手の気持ちを表すものです。
たとえば、あるカフェが新作のドリンクを発売したとします。
このドリンクは期間限定で3種類あります。
それぞれに特徴があり、気分にあわせて選ぶことができます。
お客さまには、自分の気分にあったものを選んでもらい、その味などを満喫してもらいたいです。
その気持ちを売り手側からお客様に対して表すときに、このような言葉を使用します。
取引先の人や自分の上司などに対して、この言葉を使用することは少なく、主にお客様に対して述べられます。
「ください」は場合によっては命令のように聞こえますが、この場合は「ください」で表現して問題ありません。
「楽しんでいただけると幸いです」のような表現もできますが、後に「幸いです」と続く場合には「どうぞ」はつけません。
「どうぞお楽しみください 」を使った例文
・『引き続きどうぞお楽しみください』
・『新作アニメをどうぞお楽しみください』
「どうぞお楽しみください 」の返答や返信例
大勢に向かって述べられることが多く、その場合は返答する必要はありません。
個人的に述べられた場合は、「楽しみます」「はい」など、楽しみたい気持ちを表すとよいでしょう。
楽しめたときには、どのように満喫できたのかを相手に伝えると、この言葉を述べた人に喜んでもらえることでしょう。
それを提供してよかった、満足してもらえてよかったと思ってくれるはずです。
まとめ
この言葉は、楽しんでもらいたい気持ちを聞き手に伝えるために使用をします。
映画、アトラクション、食べものなど、さまざまな物事について使用することができます。
楽しんでもらえたなら、それを提供した側としてもうれしいことでしょう。