「ご共有ありがとうございます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご共有ありがとうございます」とは?
「共有」は、「共に有すること」です。
土地などであれば分かりやすく、所有権が複数名義になっているような状態を「共有」と呼びます。
しかし、情報などの無形のものであれば、単に情報を教えてあげることも、「共有」と表現できます。
また、ネットワーク上のファイルにアクセス権を与える事も、「共有」と表現できるのです。
ここで「共有」に「ご」を付与して「ご共有」としています。
これにより、相手への敬意を示す表現になっているのです。
さらに、「ありがとうございます」という丁寧語の感謝を示す言葉を付与しています。
これにより、共有してくれたことへの感謝を表明しているのです。
「ご共有ありがとうございます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご共有ありがとうございます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが取引先を訪問したとします。
訪問先では、特別にということで、相手企業の計画を教えてもらえたのでした。
このような場合には、「貴重な情報のご共有ありがとうございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手が情報を共有してくれたに対して、感謝の気持ちを伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、「ご共有」の使い方に注意しましょう。
「ご共有」を使用する場合には、「共有していただき」や「共有してくださり」などのように使用するほうが分かりやすい表現だと言えるのです。
状況によっては、相手への分かりやすさに配慮して言いかえてみるとよいでしょう。
「ご共有ありがとうございます」を使った例文
「ご共有ありがとうございます」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を冒頭に加えてアレンジしてもよいでしょう。
・『ご共有ありがとうございます』
・『貴重な情報のご共有ありがとうございます』
・『大事な資料のご共有ありがとうございます』
「ご共有ありがとうございます」の類語と敬語での言いかえ
「ご共有ありがとうございます」の類語と敬語を解説していきます。
「ご共有ありがとうございます」の類似表現
「ご共有ありがとうございます」の類似表現には、「シェアありがとうございます」があります。
「ご共有」と「シェア」は、同じように使用できる類似の言葉だと言えるのです。
「ご共有ありがとうございます」の敬語表現
「ご共有ありがとうございます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご共有いただき感謝申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご共有ありがとうございます」は、共有してくれたことに感謝を示すフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。