この記事では「ご質問ありがとうございます」について解説をします。
「ご質問ありがとうございます」とは?意味
質問をしてくれたことに対しての感謝の言葉です。
「ご質問」は「質問」に「ご」をつけて、質問した人を敬う表現にしたものです。
「質問」とは、わからないことや疑わしいところを人に尋ねることをいいます。
「ご」は他人の行為や持ち物を表す語について、その人に対して尊敬の意を表す語です。
この場合は、質問をしたのは聞き手で、聞き手に対して敬意を表しています。
「ありがとうございます」は感謝の気持ちを表す言葉です。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語を指します。
「ご質問ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が話し手に質問をしてくれときに、感謝の気持ちを示すために使用をします。
小さな子どもが親に「なんで、なんで」と尋ねてくるのは、親としてはうっとうしく感じることでしょう。
質問をされるのは、ときに迷惑になるのです。
では、なぜ質問をしてくれたことに対してお礼を述べるのでしょうか。
それは、話し手にとってメリットになるからです。
たとえば、講演会の最後に質問時間を設けて、そこで質問をしてくれた人がいたとします。
質問がでてくるのは、しっかりと話を聞いていたからです。
話を聞いていないと疑問点はでてきません。
また、質問があっても尋ねにくいという人もいるでしょう。
そういった人がいるのに、勇気をだして質問をしてくれるのはありがたいことです。
それらに対してお礼を述べています。
オークションなどでは、質問をしてきた人は、購入の見込みがある人といえます。
購入の見込みがある人のことを丁寧に扱うために、こういった言葉を用いることもあります。
「ご質問ありがとうございます」を使った例文
・『ご質問ありがとうございます。○○について回答いたします』
「ご質問ありがとうございます」の返答や返信例
この後に回答が述べられるはずなので、その内容を聞きましょう。
そして、答えてくれたことに対して感謝を示します。
回答内容を聞いて、それでもまだ疑問点が解消しないときには、再度質問をすることもあります。
質問回数が決められていることもあり、その場合は疑問点があっても尋ねることはできません。
何度もやり取りをしていると相手の迷惑になることがあるので、質問内容はまとめて、わかりやすく伝えてください。
まとめ
この言葉は、質問をしてくれたことに対して感謝を示す際に使用をします。
質問されて迷惑ということもあれば、ありがたいということもあります。
ありがたいことがあったなら、感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。