「自他ともに」とは?ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「自他ともに」とは?
はじめに「自他ともに」の意味を解説していきます。
「自他」は「自分と他人」ということを表現したものです。
そのため、文章全体としては「自分であっても、他人であっても」という内容表現しているのです。
「自他ともに」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「自他ともに」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、例えば満足のいく商品企画が出来上がったとします。
これを誰かに紹介して説明する時に、「今回の企画は、自他ともに認める素晴らしい内容になっています」と使うことができます。
この言葉を使う場合の注意点は、実態とかけ離れていると失笑を買うことです。
その程度で「自他ともに」などと、批判的な印象を与えてしまわないように、十分に自信のある事象に使うべきといえるでしょう。
「自他ともに」を使った例文
ここでは「自他ともに」を使った例文を挙げていきます。
これらの例文から分かる通り「認める」までをセットで使用するケースが一般的な使用方法と言えます。
・『自他ともに認める』
・『自他ともに認める有識者と言える』
・『自他ともに認める代表作である』
「自他ともに」の類語や敬語での言いかえ
それでは「自他ともに」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「自他ともに」の類似表現
まず 「自他ともに」の類似表現について解説します。
「自他共に」は「誰もが認める」などが少し近い類似表現と言えます。
この場合、自分を福間か否かが不明確になるので、使い分ける場合には注意が必要です。
「自他ともに」の敬語表現
つぎに「自他ともに」を敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「自他共に認められております」などと、語尾で敬語の要素を盛り込むことができます。
まとめ
このように「自他ともに」という表現は、聞きなれた便利なフレーズです。
しかし、対象が本当に自他共に納得できるないようでないと、過剰な表現になってしまうため、使う場合には十分に注意が必要とも言えます。