この記事では「書類受け取りました」について解説をします。
「書類受け取りました」とは?意味
渡された書類を受け収めましたという意味です。
「受け取りました」は、渡されたものを受け収めたという意味です。
自分から何かを獲得しようと努力することではなく、相手から何かを差し出されて、それを手にすることをいいます。
たとえば、相手が手紙を送ってくれて、それを自分が手にすることは「手紙を受け取る」といいます。
「ました」は、敬意を表す「ます」に、過去や完了を表す「た」をつなげたものです。
書類はすでに受け取っています。
これから受け取ることではなく、すでに手元にある場合をいいます。
「書類受け取りました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手のところに書類が届いたとき、書類が渡されたときに使用をします。
「書類」と「受け取りました」の間に「を」を入れた方が丁寧な印象になります。
しかし、「を」を入れても「書類受け取り」の部分は敬語ではありません。
この形の表現だと、自分と同等か下の立場のものに対して述べるものです。
目上の人や取引先の人に対して述べるときには、表現を変えてみましょう。
受け取ることを敬語にすると「拝受」となります。
「拝受」は受け取ることを自分の側を低めて表現したものです。
自分の側の行為を低めて表現することで、相手に対して敬意を表します。
「拝受」という言葉を使うと「書類を拝受しました」となります。
「する」の謙譲語は「いたす」なので「拝受いたしました」と表現することもありますが、これは二重敬語です。
しかし、慣習的に使われているので、この表現でも間違いではありません。
この言葉は受け取ったという報告で、お礼の言葉ではありません。
わざわざ届けてくれたので、そのことに対してお礼を述べましょう。
「書類受け取りました」を使った例文
・『先ほど、書類受け取りました』
・『書類受け取りました。ありがとうございます』
「書類受け取りました」の返答や返信例
報告をしてくれたことで、書類が相手のところに届いたことがわかりました。
紛失することがなく、無事に届いたようなので、届いてよかったという気持ちを表してみてもよいでしょう。
書類についての説明がある場合は、説明を行います。
返信して欲しいものがあるなら、いつまでに返信をしてくださいと伝えます。
他者から受け取ったと上司への報告の場合は「わかりました」の意を伝えます。
まとめ
この言葉は、話し手が書類を受け取ったときに使用をするものです。
書類は仕事に使う大切なものです。
送った人は、大切なものが届いたか不安に思うことでしょう。
こういった言葉を使って報告をすれば、送ってくれた人は安心するはずです。
