「お店に伺わせていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お店に伺わせていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お店に伺わせていただきます」について解説をします。

「お店に伺わせていただきます」とは?意味

店に行きますという意味です。

「お店」は店を丁寧に表現しています。

「お米」もこれと同じ「お」の使い方です。

「伺わせ」「伺う」のことで、「聞く」「尋ねる」「訪問する」の謙譲語です。

この場合は「お店に」といっているので、「訪問する」という意味で使用をしています。

「いただき」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

動詞の連用形に「て」を添えた形につくと、他人からの好意などを自分が受ける意を表します。

それによって、自分は恩恵を受けます。

「ます」は敬意を表す語です。

「お店に伺わせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が聞き手のいる店を訪問する意思があるときに使用をします。

相手を敬う表現をしており、丁寧で問題がないように思いますが、この表現は適切ではありません。

「伺う」「訪問する」の謙譲語、「いただく」「もらう」の謙譲語で、二重敬語になっています。

この場合は「伺います」とします。

相手に失礼のないように丁寧な言葉遣いをしようとすると、敬語をいくつも使ってしまいがちです。

丁寧にしようとするあまり、間違った敬語の使い方をしてしまうのです。

「お店」はこの表現で問題ありません。

この場合の店は、聞き手がいる店を指しています。

聞き手に会う用事があるから、その店で飲食をしたいからなどが、店を訪れる理由として考えられます。

訪ねる際には、いつごろ到着するかを事前に伝えておくとよいでしょう。

相手の迷惑にならないように時間帯を考えて訪問をします。


「お店に伺わせていただきます」を使った例文

・『明日、お店に伺わせていただきます』

「お店に伺わせていただきます」の返答や返信例

店に来てもらっても問題がない場合は「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。

こちらの都合がある場合は、何時ころなら問題がないかを伝えておきます。

そうすれば、その時間帯に来てくれるはずです。

都合が悪くて店に来てもらいたくないときには、お断りをします。

「だめです」「無理です」といった断り方は、相手を拒否している印象を与えてしまいます。

相手を傷つけないように、「申し訳ありませんが」など一言添えるようにしましょう。

訪問を受け入れられない理由も述べると、相手は納得してくれるはずです。

まとめ

この言葉は、話し手が聞き手のいる店を訪れるときに使用をします。

二重敬語になっているので、表現方法を変えるようにしましょう。

たくさん敬語を使えばいいというものではありません。