「楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます」について解説をします。

「楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます」とは?意味

満足できる時間を過ごしてもらえるとありがたいという意味です。

楽しい時間を過ごして欲しいという、話し手の気持ちが込められています。

「楽しい」は満足している気持ちを表す語です。

「ひと時」は、しばらくの間を意味します。

どれくらいの長さを指すのか定義はありません。

「お過ごし」は、過ごすことの意を相手を敬う形にしたものです。

「いただければ」は、そうしてもらえるとといった意味です。

「いただく」は、動詞の連用形に「お」をつけた形について、話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。

「ば」は、実現していない事柄を仮に実現したとして言う意です。

「幸いにございます」は、そうしてくれるとありがたいという意味になります。

「楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が聞き手に楽しいときを過ごして欲しいと思っているときに使用をします。

イベントを楽しんで欲しい、サービスを楽しんで欲しい、映画を楽しんで欲しい、こういったときに述べられる言葉です。

その時間を過ごす人のことを敬った表現をしているので、この表現で失礼になりません。

主に取引先の人やお客さまに対して述べられます。

「お過ごしください」という表現もできますが、やや押しつけている印象を与えてしまいます。

一方「幸いにございます」とすると、押し付けている印象がありません。

楽しいときを過ごしてもらえるように、話し手はサービスを提供するなどしてください。


「楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます」を使った例文

・『こちらの施設で楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます』

「楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いにございます」の返答や返信例

返答しない場合があります。

相手は返答を期待して述べているのではない場合があるので、その場合は言葉を返す必要はありません。

何か言葉を返すのであれば、気を遣ってくれたことに対して「ありがとうございます」と述べたり、「楽しいときを過ごしたいです」と自分の気持ちを述べたりするとよいでしょう。

その時間を楽しく過ごせたときには、楽しいときだったと伝えると、相手はよろこんでくれるはずです。

まとめ

この言葉は、楽しいときを過ごして欲しいという話し手の気持ちを表すものです。

相手を思いやった言葉で、このような言葉をいわれて嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。

楽しいときを過ごせるように工夫してみましょう。