「担当しております」を解説していきます。
気になるビジネス敬語を、正しく学びましょう。
「担当しております」とは?
「担当しております」とは、ある仕事を受け持っていることを示す言い方です。
「しております」は「しています」をより丁寧にした敬語です。
自分の役目や部署を説明したいときに引用します。
「担当しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「担当しております」はよその人に、自分の担当をお知らせするフレーズです。
正しい敬語のひとつなので、自信を持って使っていきましょう。
また「担当しております」と似ている表現に「担当させていただいております」もあります。
最近頻繁に耳にする「させていただく」ですが、この場合は不適合の言い方になります。
「担当しております」や類似する言い方に統一させるなど、誤用しないよう気配りしておきたいです。
「担当しております」を使った例文
・『本日の議長を担当しております○○です』
・『営業を担当しております○○でございます』
・『広報を担当しております○○と申します』
「担当しております」の類語や敬語での言いかえ
「担当しております」の言いかえに「○○部の○○と申します」も挙げられます。
例えば「人事部の小林と申します」と置きかえできます。
シンプルで読み取りやすい日本語になります。
「担当しております」の類似表現
よく似た言い方に「担当しています」があります。
「システムを担当しています」や「採用担当をしています」など、アレンジできます。
学生の方がインターンで会社を訪れたときなど、カジュアルなシーンに向いています。
「担当しております」の敬語表現
さらに丁寧さを付け加えたいなら「○○社の○○部の○○と申します」があります。
初めて営業メールを送る場合など、どこの誰か相手が分からないときに適用できます。
「初めてご連絡いたします」や「突然のご連絡、失礼いたします」などの前置きを付け加えると、唐突感をやわらげることができます。
「担当しております」の返答や返信例
このような問いをもらったら、どう返せばいいでしょうか。
もし先方の自己紹介の言葉であれば、こちらもあわせて自己紹介をおこないます。
続けて「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と丁重に頭を下げておくといいでしょう。
「この度のご縁に深く感謝いたします」などを添えると、良い印象の文に仕上がります。
まとめ
「担当しております」の意味と使い方を学びました。
この表現は自己紹介の一文です。
正しい敬語なので、適切に使っていきたいです。
丁寧な受け答えをして、できるビジネスマンを演出していきましょう。