「お目にかかれますことを心待ちにしております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お目にかかれますことを心待ちにしております」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お目にかかれますことを心待ちにしております」について解説をします。

「お目にかかれますことを心待ちにしております」とは?意味

会えることを楽しみにしているという意味です。

「お目にかかれ」「お目にかかる」のことで、「会う」の意の謙譲語です。

話し手がある人に会うことを、自分の側を低めて表現することで、相手に対して敬意を表す言い方になります。

「心待ち」は、今か今かと待つことです。

楽しみにしながら待つことをいいます。

大好きな人とデートの約束をして、その日がくるのを待っているときのような気持ちが、「心待ち」が意味するものになります。

「おります」「いる」の意の丁寧な表現です。

話し手や話し手側の者についていうときに使用をします。

「お目にかかれますことを心待ちにしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が聞き手に会うことを楽しみにしている気持ちを表すときに使用をします。

楽しみにしているのは話し手側なので、「おります」と自分の側を低めて表現をしています。

話し手が会う人は、この言葉を伝えられている人です。

聞き手、つまり会う人に対して敬意を表す表現をしており、この表現で失礼にはなりません。

自分に会うことを「心待ちにしている」といわれて嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。

会うことを楽しみにしているということは、嫌われてはいないといえます。

会えることを楽しみにしていたのなら、会ったときには歓迎の態度をとって、喜びを表現しましょう。

言葉では心待ちにしているとは言っていたのに、態度が待ちわびていたようでないと失礼になります。


「お目にかかれますことを心待ちにしております」を使った例文

・『明日、お目にかかれますことを心待ちにしております』
・『○○さまにお目にかかれますことを心待ちにしております』

「お目にかかれますことを心待ちにしております」の返答や返信例

「私も楽しみにしています」という気持ちを伝えてみるとよいでしょう。

会えることを楽しみにしているといわれて、嫌な気持ちにはなりません。

こちらも楽しみにしていることが伝わると、相手は喜んでくれることでしょう。

仕方がないので会うとしても、「私は会うのは楽しみではありません」とは伝えません。

このようなことを言われると、残念な気持ちになります。

相手の気持ちに寄り添うような返答をするのが望ましいです。

まとめ

この言葉は、話し手が聞き手に会うことを今か今かと待っている気持ちを表す際に使用をします。

会うことを待ち望まれて嫌な気持ちになる人は少ないです。

こういった言葉を使って歓迎の気持ちを表してみましょう。