「お知らせ申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お知らせ申し上げます」とは?
「お知らせ申し上げます」は、「知らせる」という意味で使用される言葉です。
ここでは、敬語表現により、言葉が言いかえられています。
「お知らせ申し上げる」は、「知らせる」を意味する言葉です。
「知らせる」を謙譲語にする方法は「お知らせ申し上げる」と「お知らせいたす」があります。
ここでは前者の「お知らせ申し上げる」と使用する事で、よりかしこまった様子の表現を採用しているのです。
また、「申し上げる」の本来の意味は「言う」ですが、ここでは「言う」ではなく「する」に近い意味で使用されています。
なお、ここでは語尾に丁寧語の「ます」を付与しています。
「お知らせ申し上げます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お知らせ申し上げます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが顧客に連絡することにしたとします。
その連絡では、引き落とし日を相手に伝えることになっていました。
このような場合には、「今月の引き落とし日を、お知らせ申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に対して丁寧な言葉で、知らせるということを伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、「申し上げます」の使い方に注意しましょう。
これは、非常にかしこまった印象を持つ表現です。
そのため、通常の会話で使用すると、違和感が生じてしまうのです。
会話などで使用するのであれば、「お知らせいたします」などを使ったほうが無難だと言えるでしょう。
「お知らせ申し上げます」を使った例文
「お知らせ申し上げます」を使った例文を挙げます。
例文のように、お知らせする内容を先に述べるようにすると、相手にとっても分かりやすい文章を作成できるはずです。
・『今月の引き落とし日を、お知らせ申し上げます』
・『保護者の方に、給食費の内訳をお知らせ申し上げます』
・『今月末で契約が満了するため、あらかじめお知らせ申し上げます』
「お知らせ申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
「お知らせ申し上げます」の類語と敬語を解説していきます。
「お知らせ申し上げます」の類似表現
「お知らせ申し上げます」の類似表現には、「ご案内申し上げます」があります。
「お知らせ」と「ご案内」は、同じような使い方がされる類似の言葉なのです。
「お知らせ申し上げます」の敬語表現
「お知らせ申し上げます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お知らせいたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「お知らせ申し上げます」は、相手に何かを知らせる場面で使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。