この記事では、「根に持つ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「根に持つ」とは?意味
「根に持つ」は「ねにもつ」と読みます。
意味は「いつまでも恨みに思い続けること」です。
相手のせいで自分が不快な思いをした、屈辱を受けたなどにより、その恨みをいつまでも忘れずにいることです。
恨みを持つ相手に対していつまでも悪意を持ち、何かの折に仕返しをしたいと思う気持ちも含まれています。
「根に持つ」の概要
「根に持つ」の「根」は「植物の一部で地中にあって養分を摂取する部位」から転じて「心の奥底」という意味、「持つ」は「手に握る」「所有する」から転じて「心の中にいだく」という意味です。
「相手に対する恨みをずっと心の奥底にいだく」という意味で使われています。
相手への憎しみの気持が強く、人に対して使う時には注意が必要です。
「根に持つ」の言葉の使い方や使われ方
「根に持つ」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼女は彼氏にフラれたことをまだ根に持っている』
・『試合で相手に反則勝ちされたことを根に持つ』
・『コンテストの審査に落ちたことを根に持つ』
まとめ
今回は「根に持つ」について紹介しました。
「根に持つ」は「いつまでも恨みに思い続けること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。