「お会いできますことを心待ちにしております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お会いできますことを心待ちにしております」とは? ビジネス用語【一語】

「お会いできますことを心待ちにしております」についての解説です。

「お会いできますことを心待ちにしております」とは?意味

「お会いできますことを心待ちにしております」は、相手に対する気配りを強く表面化したうえで、会えることを心底待ち遠しいという意味です。

なので、この言葉は相手と対面することが待ち遠しいという意味でビジネスの場では使用します。

ビジネスでは相手方を喜ばせる意味合いを持つ言葉で相手側に対してこちら側の意図を示すことがあり、まさにこの言葉がこちら側の意図を相手に伝えるうえで、相手側を喜ばせる意図を持つ言葉になります。

「お会いできますことを心待ちにしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ビジネスの席においては、相手側に会うことをうれしいと述べているため、当日、相手側の企業の方とお会いして嬉しさが表面化していないとただの前口上で社交辞令で述べたなと相手側が思いますので、できれば、相手側に会う際、喜ばしい感情を出すのが望ましいです。


「お会いできますことを心待ちにしております」を使った例文

・『○○様、一度お会いできますことを心待ちにしております』
この例は、○○様という企業陣営と一度会うことを楽しみにしているという例です。

お会いできますと、心待ちにしておりますという表現が過剰な丁寧語になっている点が特徴になり、かなり丁寧な物の言い方をしていますので言われた側の企業は悪い気持ちはしないと予想します。

「お会いできますことを心待ちにしております」の返答や返信例

上記の返答例ですが、相手側が会う側の陣営と出会うことを楽しみにしていますので、素直に受け止める場合、「こちらこそ心待ちにしています」と返せば、両者お互いが出会うことについて前向きであると表現が可能です。

しかし、別に相手企業に会うことは楽しみではない上、むしろ迷惑であると考えた場合、「申し訳ありませんがお会いできそうにありません」という具合に会わないと述べることも一応可能です。

まとめ

「お会いできますことを心待ちにしております」については、過剰すぎる丁寧語ゆえ相手側に出会うことをものすごく楽しみにしていると印象付けます。

なので普通はこの言葉で会いましょうと言われた場合、悪い気持ちにはならないんですが、ビジネスにおいては、会いたくないというケースもあり得るので「申し訳ありませんがお会いできそうにありません」という返事が返ってくることはあり得ます。

なので、会えないと言われた場合、どうするかという対処をするのも企業に求められる対応で、「日を改めぜひお会いしましょう」と食い気味で攻める企業もあれば、「わかりました」という形で会わないことにしてしまうこともあるのです。

特にライバル企業同士である場合、本当に両者が出会うことを望むかという部分がありますので、相手側が断るというケースもあり得るわけです。