この記事では「調査を進めております」について解説をします。
「調査を進めております」とは?意味
物事の実際のところをはっきりとさせるために調べています、といった意味です。
「調査」には、物事の実際のところや向かうところなどをはっきりさせるために、いろいろな方法で確かめることという意味があります。
明らかにしたい事柄について、さまざまな対象にあたって調べることをいいます。
「進め」は「進める」のことで、物事をはかどらせる、手順に従って物事を進めるという意味です。
「ております」は「ています」の丁寧な言い方です。
今どうなっているのかや、動作や作用が続いて今の状態であることを表します。
「調査を進めております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄について現在調べていることを伝える際に使用をします。
今調査をしているところで、これから調査に取りかかる、すでに調査は終わっているということではありません。
たとえば、システムに問題がでてしまったとします。
なぜシステムに問題がでたのか、はっきりとはしていません。
また同じことを繰り返さないためには、原因をはっきりとさせて、対処方法を考える必要があります。
そこで、システムに問題が起こった原因を調べることにしました。
現在もまだ調べているところです。
その「まだ調べています」ということをこのような言葉で表現します。
丁寧な言い方をしているので、この表現で目上の人などに対して失礼ではありません。
「調査」に「ご」をつける必要はないです。
調査をしているのは話し手側で、自分の側の行為で相手に及ぶものでない場合には、「ご」はつけません。
他人が調査をしているのであれば、敬意を表す表現にします。
敬意を表す言い方をするときには、「ご調査をお願いします」のような使い方をします。
「調査を進めております」を使った例文
・『○○について現在調査を進めております』
「調査を進めております」の返答や返信例
今調べているところです。
結果を知りたいでしょうが、まだはっきりとはしていないので、調べが進むのを待っていましょう。
何かをはっきりさせるためには、あるていどの時間が必要です。
すぐに知りたくてもそれは難しいので、待っている必要があります。
催促をすると迷惑になることがあります。
これまで調べたところでわかったこと聞くことはできます。
どこまで調べたのか、どんなことがわかったのかなどを聞いてみてもよいでしょう。
まとめ
この言葉は、ある事柄について今調べているところであることを伝えるものです。
何かを調べることは、ビジネスの場ではたびたびあると思います。
そのため、この言葉を使う機会もあることでしょう。
