この記事では「対応が遅くなり申し訳ありません」について解説をします。
「対応が遅くなり申し訳ありません」とは?意味
状況にあわせた適切な行動をするのが遅くなったことへの謝罪の言葉です。
「対応」には、状況や態度などにあわせて行動をすることという意味があります。
「遅くなり」は、ある基準よりも相当な時が経っていることを意味します。
たとえば、普段は7時に朝食を食べていたのが、今日は11時になったとします。
普段の基準よりも4時間も後になってしまい、これを「遅い」といいます。
「申し訳ありません」は謝罪をするときに用いる言葉で、「申し訳ない」の「ない」の部分を「ありません」と丁寧に表現したものです。
「対応が遅くなり申し訳ありません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、すぐにでも行動をすべきなのに、状況などにあわせてすぐに行動しなかったときに使用をします。
行動しなかったために相手に迷惑をかけており、そのため謝罪の言葉を述べています。
「対応」は相手を敬ったいい方にすると「ご対応」になります。
しかし、この場合は「ご」はつけません。
「ご」は他人の行為や他人に及ぶ行為を表す語について、その人に対して敬意を表すものです。
この場合は対応をするのが話し手なので、「対応」と表現をします。
「ご対応」とすると、「ご対応くださりありがとうございます」など、相手が対応という行為をしたときに用います。
「申し訳ありません」は丁寧な表現ですが、さらに丁寧にすると「申し訳ございません」になります。
「ございません」は、「ある」の意の「ございます」に丁寧な打消しの意の「ません」をつなげたものです。
「あります」と「ございます」を比べると、後者の方が丁寧です。
「対応が遅くなり申し訳ありません」を使った例文
・『対応が遅くなり申し訳ありません。ご迷惑をおかけしました』
・『お客様からの問い合わせについて、対応が遅くなり申し訳ありません』
「対応が遅くなり申し訳ありません」の返答や返信例
話し手は何かの対応をしてくれるはずなので、どういった対応を行ってくれるのか、具体的なことを聞きましょう。
対応について疑問点があれば質問をし、こうして欲しいということがあれば伝えます。
遅れたことなどについて怒りを感じて、それを相手にぶつけても、望ましい行動はしてくれない可能性があります。
怒りをぶつけるのではなく、要望を具体的に伝えた方が相手が動いてくれることが期待できます。
まとめ
ビジネスの場では取引先の人やお客様など、さまざまな人や事に対応をしなければなりません。
いつもすぐに対応できるとは限らず、遅れてしまうこともあるでしょう。
遅れたときには、このような言葉で丁寧に謝罪をします。