この記事では「精進していく所存です」について解説をします。
「精進していく所存です」とは?意味
一生懸命に努力をしていきますという意味です。
「精進」には、一生懸命努力をすること、一つのことに力を注いで励むことという意味があります。
ある事柄だけに力を注いで努力することです。
「所存」には、考えという意味があります。
「所」という漢字は、動作や行為を表す語について「~するところ」「~するもの」の意を表します。
「存」は、思う、考えるという意味を持つ漢字です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な言い方で、改まった気持ちを表します。
「精進していく所存です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを一生懸命に頑張る気持ちを表す際に使用をします。
たとえば、Aさんが上司から褒められたとします。
Aさんは営業の仕事をしており、3か月連続でトップの成績を出しました。
そのことに対して、上司が褒めてくれたのです。
営業成績トップを出し続けられたのは、Aさんが普段から努力をしているからでしょう。
この努力は3か月連続営業成績トップを成し遂げた後も続けていくつもりです。
そのことを表現する際に、Aさんがこの言葉を使用します。
これからも努力をしていきますという意味が含まれています。
年賀状でも使われる言葉です。
昨年お世話になったことへの感謝の言葉とともに、今年も頑張る言葉が添えられます。
頑張って行くので、これからもよろしくお願いしますという意味合いです。
褒められると有頂天になって、尊大な態度をとってしまう人もいますが、目上の人に対してそのような態度をとることは望ましくありません。
また、この言葉は普段から精進している人が主に使用するもので、普段から怠けている人が使用しても、口だけだと思われてしまいます。
言葉を伝えるだけでは気持ちは十分に届かず、態度で示すことが大切なのです。
このような発言をしたなら、しっかりと態度で示す必要があります。
「精進していく所存です」を使った例文
・『これからも精進していく所存です』
「精進していく所存です」の返答や返信例
頑張る気持ちを述べているので、励ましの言葉をかけてあげるとよいでしょう。
「期待しています」「励んでください」などの返答があります。
「精進していく所存です」は、下の立場のものから上の立場のものに対して述べられるものなので、返答は上の立場ものから下の立場のものになります。
そのため、尊敬語は使用する必要はありません。
まとめ
この言葉は、頑張る気持ちを表す際に使用をします。
褒められたときに用いることが多いです。
褒められるようなことを今後もできるように努力していきましょう。