「てっきり」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「てっきり」とは?
これは、確実だと思っていたことが違った場合に使用される言葉です。
たとえば、「てっきり上手く行くと思っていました」という使い方ができます。
このようにすると、確実に上手く行くと思っていたのに、そうはならなかった状況を表現できるのです。
つまりこれは、ただ確実に思うような様子を表すものではなく、その思いとは異なる結果になった様子までを表現したものになっているのです。
他にも、「てっきり今日だと思っていました」や「てっきりこの場所だと思っていました」のような使い方ができます。
これらのことから、この言葉が確実だと思っていたことが違った場合に使用されるものであると分かるのです。
「てっきり」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ペンが落ちていたとします。
それを部長に届けたところ、部長の所有物ではないと言われたのでした。
このようなケースで、「てっきり部長のものだと思っていました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、部長の所有物だと思っていた様子を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「てっきり」の表現方法に注意するべきです。
これは「疑いもなく」に置き換えできます。
また、「確実に」なども類似の表現と言えるでしょう。
さらに「間違いなく」も同じような目的で使用されます。
このように、同じような内容でも、様々な表現手段が存在すると分かります。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「てっきり」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『てっきり上手く行くものと思っていました』
・『てっきり部長が落としたものだと思っていました』
・『てっきり誰かが対応済だと思っていました』
「てっきり」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「てっきり」の類似表現
たとえば、「疑いもなく」が類似表現になります。
「疑いもなく」と「てっきり」は、同じような意味で使えるのです。
「てっきり」の敬語表現
これを単独で敬語にする事はできません。
これを敬語にする場合は、他の言葉を組み合わせるべきなのです。
たとえば、「てっきり上手く行くと思っておりました」のように表現できます。
これは謙譲語を使った表現になっているのです。
まとめ
このように、確実だと思っていたことが違った場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。