この記事では「重々気をつけます」について解説をします。
「重々気をつけます」とは?意味
十分に注意をするという意味です。
「重々」は「じゅうじゅう」と読み、同じことを何度も何度もするさまという意味と、十分であるさまという意味があります。
この言葉の場合は、十分であるさまの意味で使用をしています。
「気をつける」は、注意を向ける、注意をするという意味です。
「ます」は敬意を表します。
「重々気をつけます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、注意をされたときに主に使用をします。
「重々」には、同じことを何度も何度も繰り返すさまという意味がありますが、「重々気をつけます」はこの意味ではないので、気をつけることを何度もするという意味ではありません。
この場合は、十分に注意を払うことを指しています。
十分に注意を払いますとわざわざ言う場面は、注意をされたときでしょう。
そのため、この言葉は注意をされたときに使うのです。
注意をされたときには、反省している気持ちを示します。
この言葉には、反省の気持ちを表す意見合いがあるのですが、言葉を伝えるだけでは、十分に気持ちが伝わりません。
注意をした側は、相手の声のトーンや表情などを見ており、こういったことから反省の度合いを確かめています。
そのため、言葉遣いに気をつけるだけでなく、態度にも気をつける必要があります。
また、「気をつける」といっても、具体的にどうするのかを伝えてくれないと、聞き手は「口だけだ」と思ってしまう可能性があります。
たとえば、確認を怠ったためにミスをしてしまったのなら、今後は確認を忘れないように行いますなど、具体的な注意の方法を示すことが望ましいです。
そして、同じミスをしないようにします。
もしも同じミスをしてしまったなら、以前の謝罪のときよりも、罪の意識や責任の重大さを認識していることを示し、謝罪をします。
「重々気をつけます」を使った例文
・『今後は重々気をつけます』
「重々気をつけます」の返答や返信例
注意をする際に、「何でそんなことをするのだ」など責めるようないい方をしないように気をつけます。
叱っても相手が望ましい方向に変わってくれることは期待できず、それどころか萎縮させてしまいます。
具体的にどうして欲しいのかを伝えて、今後のことを話し合っていきましょう。
指示をするばかりでなく、相手に考えさせることが、成長をしてもらうためには大切です。
まとめ
この言葉は、注意をされたときに使用をします。
気をつけるとだけ述べても、口だけのように思われてしまうので、具体的にどうするのかを述べるようにもしましょう。
そして、同じことで注意されないように気をつけます。
