「ここに名前と住所を記入してください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ここに名前と住所を記入してください」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「ここに名前と住所を記入してください」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ここに名前と住所を記入してください」とは?意味

「ここに名前と住所を記入してください」は、「書類に名前と住所を書くように案内する丁寧な表現」という意味です。

申込書や申請書、施設の受付用紙などに、名前と住所を記載して本人であることを証明する時に使われます。

役所や公共の施設などで、確かにその人が手続きをしたことを記録に残す為にする場合、上記の表現で特に文法上は問題ありません。

ただし、商品やサービスなどビジネス関係の場合はより丁寧に「こちらにお名前とご住所をご記入ください」と言い換えましょう。

「こちらにお名前とご住所をご記入ください」の成り立ち

「こちらにお名前とご住所をご記入ください」「こちら+に+お名前+と+ご住所+を+ご記入+ください」で成り立っています。

「こちら」「話し手の近くにある物をさす」という意味、「に」は助詞、「お」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「名前」「相手の名前」「と」は助詞、「ご」は尊敬の接頭辞、「住所」「相手の住所」「を」は助詞、「ご」は尊敬の接頭辞、「記入」「所定の用紙などに書き入れること」という意味、「ください」「くれ」の尊敬語です。

尊敬語と丁寧語が含まれていますので、目上の人や顧客にも使えます。


「こちらにお名前とご住所をご記入ください」の言葉の使い方や使われ方

「こちらにお名前とご住所をご記入ください」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『初めてのご利用でしたら、こちらにお名前とご住所をご記入ください』

会員制の施設やサービスを利用する際に登録する時に使われます。

『お手数ですが、こちらにお名前とご住所をご記入ください』

申込書や申請書などの書類をその場で作成する時に使われます。

「こちらにお名前とご住所をご記入ください」の類語や言いかえ

「こちらにお名前とご住所をご記入ください」の類語や言いかえは以下の通りです。

「こちらにお名前とご住所のご記入をお願いいたします」

「お願い」「実現して欲しいと思うこと」「いたします」「します」の謙譲語で、相手をより敬う意味になります。

「こちらにお名前とご住所をご記入いただけますか」

「いただく」は動詞「もらう」の謙譲語で、「書いてもらえますか」という意味になります。

まとめ

今回は「こちらにお名前とご住所をご記入ください」について紹介しました。

「こちらにお名前とご住所をご記入ください」「所定の用紙に名前と住所を書いて欲しいと伝える丁寧な表現」と覚えておきましょう。