「お体お大事にしてください」の言い回しについての解説です。
「お体お大事にしてください」とは?意味
「お体お大事にしてください」は、相手方に対して体を大事にするようにと提言をする意味になります。
ここで注意してほしいのは、提言というのは、命令ではなく、相手に意見してそうあるように望みますということです。
なので、このワードは、対象となる人物に対して体を大事にするように意見してかつ体を大事にすることを望むという意味になります。
「お体お大事にしてください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お体お大事にしてください」は、対象となる人物に対して体をいたわるよう意見する際に使用し、ビジネスであれば、医療関係者が第3者に対して、体の健康に気を付けるよう提言しかつ体が健康になることを望むという具合に使用します。
そのうえで注意をあげますと、このワードは、「お体をお大事にしてください」として、何をどうするという文法にもっていくことが望ましく、お体をお大事にという方向で文章を組み立てるのが望ましいでしょう。
なので、「を」というワードが無い場合、何をどうするという文法が成立しないので注意です。
「お体お大事にしてください」を使った例文
・『どうか、お体お大事にしてください』
・『お体お大事にしてくださいというが、余計なお世話である』
「お体お大事にしてください」の返答や返信例
「お体お大事にしてください」の返事ですが、このワードへの返事は、体を大切にしてほしいという相手側の提言についてそう思うか否かが答えです。
つまり、提言に賛同した場合、「わかりました」と言えば、自らの体を大事にすると誓ったことになり、「余計なお世話である」と言えば、相手の提言に対して苦言を述べたことになります。
もっと言えば、このワードは、相手側にそのままお返しすることも可能で、相手側に対して、「あなたもお体お大事にしてください」と言い出せば、相手に対して体を大事にするよう提言した人物に対して、同じことを返せるのです。
まとめ
「お体お大事にしてください」は、いわば相手に対してそうあるよう提言することで強制力というものはありません。
つまり、あくまでお願いベースなので、相手側が余計なお世話であると言い出せばそれまでで、かつ、相手側からも、「あなたもお体お大事にしてください」と帰ってくることも考えられます。
そうした際、最初に、「お体お大事にしてください」と言ってのけた人物は、今度は自分が同じことを言われた際、どう思うかということが生じるので、このワードは要は、相手側がカウンターという形で言葉を返した際、さらにどう返すかが問われるのです。
だから、ビジネスにおいてはこのワードは、相手側がどう言葉を返すかが見物なワードになります。
