この記事では「ご尽力いただいたにも関わらず 」という言葉について説明していきます。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」とは?
協力してもらったが結果が出なかった、成功しなかった、うまく行かなかったという意味合いで、イベントなど招致できなかったなど、結果がゼロになっている状態でより使われます。
目標を達成できた場合には使われず、「目標を達成できました。
ご尽力いただきありがとうございました」など結果を伝え感謝も伝える言葉になります。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」の場合はほぼネガティブな結果と見て良いでしょう。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
大変ご尽力いただいたにも関わらずや、非常にご尽力いただいたにも関わらずなど強調した使い方をするほうがベターであるとも言え、エピソードがあれば追加したほうが伝わるものがあるでしょう。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」を使った例文
・『皆様には大変ご尽力いただいたにも関わらず、落選となってしまいました。』
おもに選挙で使われるケースで出馬した人の落選した際の挨拶となります。
「わたしの力不足で」などを足すこともあります。
・『ご尽力いただいたにも関わらず、このような結果になってしまいました。』
スポーツや競技において思うような結果が出なかった、全力が出せなかった際にコーチや監督に対して言う言葉です。
・『皆様にご尽力いただいたにも関わらず 、建設が開始されてしまいました』
建設反対運動がうまく行かなかったケースでの使い方です。
こちらは謙遜よりも建設側への不満を訴えていく方向が一般的です。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」の類語や敬語での言いかえ 「ご尽力くださったにも関わらず 」「協力してくださったにも関わらず」などが敬語の段階が近い言い換え、敬語の段階を下げた言い換えでは「協力してくれたのに」が挙げられます。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」の類似表現
「手を尽くしていただいたにも関わらず」「お力を貸していただいたにも関わらず」などが類似表現と言えます。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」の敬語表現
「ご尽力いただいたにも関わらず 」が敬語表現で、これ以上の敬語表現はなく、この言葉を使う場合ある程度親しさがあるケースもあり問題ないでしょう。
「ご尽力いただいたにも関わらず 」の返答や返信例
「お気になさらず」「次こそは結果を出しましょう」など慰めの言葉か次につなげようという言葉をかけるのがベターです。
まとめ
「ご尽力いただいたにも関わらず 」という言葉はネガティブな結果を詫びるものとなります。
この言葉を言っている人だけの責任ではないことが多く、言っている人を攻めるのは酷と言えます。