「お見積り依頼ありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お見積り依頼ありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネスにおいてしばしば使われる表現の「お見積り依頼ありがとうございます」について、その意味や使い方や言い換え等を分かりやすく説明します。

「お見積り依頼ありがとうございます」とは?意味

最初に「見積り」とは何かを、おさらいしておきます。

スーパーや小売店で商品を購入する際には、販売価格が明示されており、購入者はその金額に納得して商品を購入するという取引が行われます。

しかし、企業間で大口の取り引きを行う際や、購入者がオリジナルに設計した製品を加工してもらい購入する際等には、決まった価格がありません。

また、個人でも建築関連の施工をしてもらう場合等には、施工条件によって価格が一定ではないため、事前に決まった価格がありません。

そんな決まった価格がない商品やサービスを取引する際に、購入意思のある発注者が価格提示を依頼し、受注者が条件や価格を書類で提示するのが「見積り」です。

次に主題の「お見積り依頼ありがとうございます」 の表現ですが、これはメール等で発注者側が「見積り依頼」をして来たことに対して、受注者側が「見積り依頼」を受けたことの確認と、それに対する感謝の気持ちを伝える返信メールにしばしば使われる表現です。

この表現では、「見積り依頼」は先方がして来ているので、尊敬の意味の接頭辞の「お」が付けられ、 「お見積り依頼」となっているのです。

「お見積り依頼ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

メール等で発注者側が「見積り依頼」をして来て、それを受け取った際には、見積りには少し時間が掛かる場合にもあるでしょうが、まずは「見積り依頼」を受け取ったことと、「見積り依頼」してもらったことに対する感謝の気持ちを込めて、「お見積り依頼ありがとうございます」等と、すぐに返信する必要があります。

その返信メールに、「見積り」の返信がいつ頃になるのか、また「見積り」条件の確認事項等があれば、記載するのが一般的です。

ここで「ありがとうございます」の言葉が添えられているのは、「見積り依頼」すると言うことは、先方に購入意思があるからで、それに対して感謝の気持ちを伝えているのです。


「お見積り依頼ありがとうございます」を使った例文

・『お見積り依頼ありがとうございます。見積書は3日後にメールで発送いたしますので、今しばらくお待ちください』
・『この度は、お見積り依頼ありがとうございます。ご都合が良ければ、明日にでも見積書をお持ちし、ご説明申し上げますが、いかがでしょうか』

「お見積り依頼ありがとうございます」の言い換え表現

「お見積り」の言葉はそのまま使い、「お見積りのご要望をいただきありがとうございます」「お見積り依頼をいただき、誠にありがとうございます」等と言い換えることも出来ます。

まとめ

「お見積り依頼ありがとうございます」の言葉は、受注者側が「見積り依頼」を発注者側からメール等でもらった際に、「見積り依頼」を受け取ったことと、「見積り依頼」してもらったことに対する感謝の気持ちを伝える言葉で、受注者側の返信メールに使われる言葉です。