「多種多様にわたるお話」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「多種多様にわたるお話」とは?
「多種多様にわたるお話」は、話の内容が様々な種類であることを言い表した言葉です。
「多種多様」は「たしゅたよう」と読みます。
これは、「多種」と「多様」という二つの単語を組み合わせたものです。
「多種」は「種類が多いこと」、「多様」は「さまざまであること」のような意味を持ちます。
また、「多種多様にわたる」とすれば、それは種類などが広範囲に及んでいることを言い表すものになるのです。
これらのことから、「多種多様にわたるお話」が、話の内容が様々な種類であることを言い表した言葉であると分かるのです。
「多種多様にわたるお話」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「多種多様にわたるお話」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、顧客にヒアリングしたとします。
すると、顧客から多岐にわたる話を聞けたのでした。
このような場合には、「多種多様にわたるお話をうかがいました」と述べるとよいでしょう。
これにより、様々な種類の話を聞けた様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「多種多様にわたる」の使い方に注意しましょう。
これは「多岐にわたる」や「多種多様な」のように置き換えて使用できます。
同じような意味でも、言葉の選び方次第で印象が違うものになるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「多種多様にわたるお話」を使った例文
「多種多様にわたるお話」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『多種多様にわたるお話をうかがいました』
・『多種多様にわたるお話が聞けるそうです』
・『多種多様にわたるお話を拝聴したとのことです』
「多種多様にわたるお話」の類語と敬語での言いかえ
それでは「多種多様にわたるお話」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「多種多様にわたるお話」の類似表現
「多種多様にわたるお話」の類似表現には、「多岐にわたるお話」があります。
「多種多様に」と「多岐に」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「多種多様にわたるお話」の敬語表現
「多種多様にわたるお話」を単独で敬語に言い換えるは難しいと言えます。
これを敬語にする場合は、「多種多様にわたるお話をうかがいました」のように、他の言葉を組み合わせて表現するのです。
なお、この場合は謙譲語を用いた敬語表現になっています。
まとめ
このように「多種多様にわたるお話」は、話の内容が様々な種類であることを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。