この記事では「ccから失礼します」という言葉について説明していきます。
「ccから失礼します」とは?
直接自分相手に届いた電子メールではなく、ccの欄に自分のメールアドレスがあった際に返答する際の挨拶として使います。
すべてのメールがtoで届いた場合には使う必要がない言葉です。
電子メール以外では使う言葉ではなく、TwitterのFF外から失礼しますという言葉ともかなりニュアンスが異なっており、こちらは完全に知らない相手、「ccから失礼します」の場合連絡先を知っており、メインの相手ではないものの送るべきと判断した相手となります。
発声して使うケースはないと言っていいほどでしょう。
「ccから失礼します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ccから失礼しますはメールの返答ということになり、toで指定された人のかわりに聞くケース、自分が必要なことを聞くケースなど様々な使い方があり、「全員に返信して欲しい」と言う意図を伝える必要があるケースと「自分だけの返信で構わない」というケース、「toで指定した相手に伝えて欲しい」などのケースが考えられます。
基本的には社内メールということが考えられ、社外からのメールでccから失礼しますと使うケースはまずないでしょう。
なお、接客において店員から客に使うケースは皆無です。
メールマガジン等はBCC、他者のアドレスはわからない方式となるため、返事も直接行うことになります。
「ccから失礼します」を使った例文
・『ccから失礼します、会議の日時は11時15分からでよろしいでしょうか』
この場合会議の参加者ではないケースが多く、当事者が抜ける部署として対処が必要なため確認をするということになります。
・『ccから失礼します、社内報はいつ発行されるのでしょうか』
この場合、ccで伝えられた人は記事が掲載されるということはなく、上司や同僚の記事ということになる可能性が高く、一応聞いてみるというニュアンスになります。
実際にはもう少し挨拶が加わりますが、時候の挨拶などは不要です。
・『ccから失礼します、会議室1はその日には埋まっているので誤字ではないでしょうか、ご確認の上返答お願いします』
この場合も当事者という感覚ではないのですが誤記に気づいたという例で、まず確認して欲しいということになります。
「ccから失礼します」の類語や敬語での言いかえ
「ccから失礼いたします」など多少の差異はありますが、ccと言う言葉を使う必要があるため、大きな違いはありません。
「ccから失礼します」の類似表現
「ccから申し訳ありません」ともできますがへりくだり過ぎともいえます。
「ccから失礼します」の敬語表現
ccから失礼いたしますとするのが一般的な敬語の範囲で、ccから失礼申し上げますなどとすることも可能ではあります。
「ccから失礼します」の返答や返信例
内容に応じた対処をするのが基本でこれといった定型的な返答の言葉はありません。
まとめ
ccから失礼しますという言葉は電子メールのccで届いた場合のみ使える言葉で、電子メール以外の通信で使うことはありません。