「勇往邁進してまいります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「勇往邁進してまいります」とは? ビジネス用語【一語】

「勇往邁進してまいります」の言い回しについての解説です。

「勇往邁進してまいります」とは?意味

「勇往邁進してまいります」は、ビジネスマンなどが、前向きに取り組むということを印象付けるために使用するワードです。

ただ、このワードは、実のところ、好みが分かれるワードでして、失敗を恐れずに突撃を行うという意味が本来の意味であるため、ビジネスにおいては、体力的に経営が厳しい会社においては、突撃姿勢の社員は好まないということもあり、会社の経営方針によってはあまり好まれないワードです。

「勇往邁進してまいります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「勇往邁進してまいります」は、上司の人などに全力で取り組むということを印象付けるために使用します。

そのうえで注意点を挙げるとすれば、このワードは、元々は、突撃という意味で全力を挙げて取り組むという意味なので、会社の経営状況においては、全力で突撃していくスタイルは好ましくないというケースもあり、失敗する可能性があることに挑戦するという意味にもとらえられるので、日々精進しますとかのほうが良かったりします。


「勇往邁進してまいります」を使った例文

・『売り上げ目標達成に勇往邁進してまいります』
・『会社への貢献に日々勇往邁進してまいります』

「勇往邁進してまいります」の返答や返信例

「勇往邁進してまいります」については、全力で取り組むということに対して、どう返事をするかが答えです。

そのうえで、この答を出す側は、事業に勤めている偉い人になり、偉い人が全力で取り組むと言っている若い新人や社員に対してどう返事をするかが答えになります。

例をあげるとすれば、「勇往邁進してまいります」という新人や社員に対して、部長あたりが、「頑張りたまえ」と言ったり、「あまり無理をしてはいけない」というようなワードが答えになります。

全力で取り組むと言っているわけですから返すべき返事は前向きなものが良いでしょう。

まとめ

「勇往邁進してまいります」は、前向きにみると全力で取り組むなんですが、実のところ、このワード、目上の方で戦争などを体験したことがある方においてはあまり望ましいワードではなく、昔はあまり良いワードではありませんでした。

玉砕覚悟という意味になるのがこのワードの本来の意味なので、会社の経営をしている物からすれば、玉砕を覚悟の上頑張る人物は望ましいと言えず、無理をせずに、努力をしていく、日々精進という言い方のほうが実は好まれたりするので、このワードは、体育会系の会社などでは好まれるかもしれませんが、望ましい言葉であるかと言われると、微妙で、お年を召している上司の方は、あまり良い顔をしない可能性もあり得ます。