この記事では「信じてやまない」について解説をします。
「信じてやまない」とは?
本当のことだと思わずにはいられない、どこまでも本当のことだと思うという意味です。
「信じ」は「信じる」のことで、本当のことだと思う、実際にあったのか疑うようなことはせずにそう思い込むという意味です。
たとえば、天気予報で明日の天気は晴れですといっていたとします。
天気予報で伝えていることは本当だと思っているので、明日は晴れると疑っていません。
このさまを「天気予報を信じる」といいます。
「やまない」は「~してやまない」の形で用いて、どこまでも~する、~しないではいられないという意味です。
「止む」と「ない」を組み合わせた言葉になります。
「信じてやまない」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、本当のことだと思わないではいられないとき、どこまでも本当のことだと思うときに使用をします。
実際は本当なのか、うそなのかにかかわらず使うことができます。
「信じる」は本当だと思うという意味で、ある人が考えていることなので、実際のところはどうかに関係なく「信じてやまない」を使うことができるのです。
サッカーの試合のことで説明をします。
ある選手は、自分はシュートを決めると固く思っています。
外すなど考えていません。
このシュートは必ず入るのだと、疑うことなく思っています。
このさまは「シュートが決まると信じてやまない」といいます。
今度は、仕事ができると思い込んでいる人のことで説明をします。
この人をAさんとします。
Aさんは、自分は仕事ができる人間だと思っています。
言われたことはきちんとこなすことができ、自ら進んで仕事をすることもできると思っています。
しかし、周りの人からするとそうではなく、できていないところが目立ちます。
しかし、周りがどう思っていようがAさんは自分は仕事ができる人間だと疑うことがありません。
このさまは「仕事ができると信じてやまない」といいます。
「信じてやまない」を使った例文
・『復活すると信じてやまない』
・『勝つと信じてやまない』
「信じてやまない」の類語や言いかえ
似た意味の言葉もあります。
「信じ続ける」
信じるということをやめることがないという意味です。
続けるは、状態や行為を途切れることなく保つことです。
「本当だと思う」
疑う気持ちがないといった意味です。
それが事実だと思っていることを意味します。
まとめ
この言葉は、疑うことがなく、どこまでもそうだと思うさまを意味します。
ある人の考えなので、実際に本当なのか、うそなのかは関係なく使うことができます。
どこまでも信じるのは、強い意思があるからできることです。