「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」という言葉について説明していきます。

「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」とは?

指導、鞭撻(むちを打つ、励ますなどの意味)していただけますようお願いしますという意味で、新入社員が上司に対しての挨拶、新たにできた店が顧客に対しての挨拶などと言った使い方ができる言葉です。

最も直接的な使い方としては学校の先生や塾の先生に保護者が言うという使い方と言えるでしょう。

発声しても文章でも使いますが、シチュエーション的に電話で使うことはかなり少ないと言えます。

動物に対しては使えませんが、ロボットやAIに対しては指導を受ける概念があるため使うことはないとはいえません。

「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

新しく入社したときはもちろん、同一社内で新しい部署に来た時、新たな上司が入ってきたときなどにも使うことができます。

接客に関しては新たに赴任したという際に客に対しての自己紹介的に使うケースがありますが、それ以外ではまず使うことはない言葉です。


「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」を使った例文

・『先日入社した〇〇です。まだ不慣れですが、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます』
入社挨拶での例文です。

実際にはもう少し長い言葉になるでしょう。

・『これからも息子をご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます』
学校の先生や塾の先生に保護者が伝える例文です。

・『新たに店長に赴任した〇〇です、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます』
直接の挨拶か、社内報などでの例文で、従業員に向けたものとなります。

「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」の類語や敬語での言いかえ

「ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます」とすることもでき、ややカジュアルな用例になります。

「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」の類似表現

「ご指導いただくようお願いします」などとすることもできます。

「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」の敬語表現

この時点で目上の人を前提にした言葉で問題なく使えます。

「ご指導ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます」として強調することもできます。

「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」の返答や返信例

「よろしくお願いします」と言う意図を返すのがベターですが、これから厳しい指導をするという方向で返すこともありえます。

まとめ

ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますという言葉は、新たに配属された際の挨拶で使うケースが多い言葉です。

目上の人前提の言葉と言えます。