この記事では「心より期待しています」という言葉について説明していきます。
「心より期待しています」とは?
とても期待しているということを伝える言葉ですが、目上の人に使える言葉ではなく、校長先生から生徒に向けて、社長から従業員に向けてなどの使い方が基本となります。
目上の人に使う場合は「成功をお祈りしています」など「お祈りしています」という言葉と得られる結果をつけた言葉になります。
「心より期待しています」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「心より期待しています」という言葉自体は朝礼、社内報などにおいて従業員を鼓舞する目的で使われる言葉と言えます。
発声して使うだけでなくメールや手紙で伝えるということも可能です。
結果への期待ということで、人が全く関わらないシーンでビジネスで結果が出るということは、強いて言えば為替レートや株価の変動が近いのですが、「心より期待しています」とまで言う対象ではないといえるでしょう。
接客で使うことはかなり少ない言葉で、新製品への期待というケースで使えないことはないですが、対面接客の会話で使うかというと微妙でしょう。
「心より期待しています」を使った例文
・『皆様のご活躍を心より期待しています』
入学式や、入社式の挨拶での使用例です。
・『成功を心より期待しています』
会社内のプロジェクトチームに幹部や社長から一言と言った例文です。
部活などでは「勝利」「勝ち抜くこと」などになります。
・『この再開発で市が発展することを心より期待しています』
市長などが再開発によせたメッセージでの例文です。
「心より期待しています」の類語や敬語での言いかえ
「心から期待しています」「とても期待しています」「心より期待申し上げます」などとすることが可能ですが「心より期待しています」は中でもポピュラーです。
「心より期待しています」の類似表現
「大変期待しています」はややカジュアルになりますが類似表現とは言えるでしょう。
「心より期待しています」の敬語表現
「心より期待しています」自体は丁寧な表現ですが、目上の人には使えない言葉となっています。
「期待」という言葉が目上の人には使えず、「お祈りしています」という言葉がかわりに使え、「お祈り申し上げます」などとすることもできます。
「心より期待しています」の返答や返信例
「頑張ります」「無事遂行します」「成功させます」という系統の言葉を返すのが一般的です。
シチュエーションによってことなる部分はあります。
まとめ
心より期待していますという言葉は、目上の人が使うものとなっており、入社式など大勢の人に向かっていうケースもある言葉です。