「聞きたいことがある」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「聞きたいことがある」とは?
「聞きたい」は「聞く」に「たい」を付与した言葉です。
「~たい」は、動詞と組み合わせて使用することで、自分が希望していることを表現する意味で使用できます。
「食べたい」や「飲みたい」のように使用することで、自分がその行動を望んでいることを表現できるのです。
ここでは「聞きたい」としているため、聞くという行動を望んでいることを表現しています。
また、「~こと」は、名詞のようにしようしたい場合に使用される言葉です。
ここでも、「聞きたいこと」とすることで、ひとつの名詞のように使用しています。
そして、この言葉が名詞のように変形しているからこそ、主語として使用できるのです。
これらのことから、「聞きたいこと」までが主語であり、「ある」が述語だということが分かるのです。
「聞きたいことがある」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「聞きたいことがある」をビジネスで使用する場合、どんな使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが資料の場所を探していたとします。
そしてその場所は、あなたの後輩が知っているはずでした。
このような場合には「ちょっと聞きたいことがあるのだけれど」と、相手に話をきり出すとよいでしょう。
これにより、あなたが会話を始める前に、あなたの目的の概要を理解できるのです。
この言葉を使用する場合には、使いう相手に注意しましょう。
この言葉は敬語表現ではないので、身近な相手にしか使えないのです。
敬語表現にする場合には、最低でも「聞きたいことがあります」と言いかえる必要があります。
また、「お聞きしたいことがございます」や「うかがいたいことがございます」のように、丁寧さの程度が高い言葉に言かえて使用することもできるのです。
「聞きたいことがある」を使った例文
「聞きたいことがある」を使った例文を挙げます。
例文からも、少しカジュアルな言葉として使うことが分かるのではないでしょうか。
・『彼からも、聞きたいことがあるみたいです』
・『少しでも、聞きたいことがあるとよいのですが』
・『あの時は、何か聞きたいことがあるように見えました』
「聞きたいことがある」の類語や敬語での言いかえ
「聞きたいことがある」の類語や敬語を解説していきます。
「聞きたいことがある」の類似表現
「聞きたいこと」は「ヒアリングしたい」と言いかえできます。
「ヒアリング」はビジネスでも頻繁に使用される単語ですので、類似表現として利用できるはずです。
「聞きたいことがある」の敬語表現
「聞きたいことがある」を敬語表現するとどうでしょう。
たとえば「お聞きしたいことがございます」のように、敬語で言いかえることが可能です。
まとめ
このように「聞きたいことがある」は、相手に聞きたいことがあることを表現するフレーズです。
カジュアルな言葉なので、使う相手には注意するとよいでしょう。
