この記事では「ご出席賜りますよう」という言葉について説明していきます。
「ご出席賜りますよう」とは?
「出席してもらえるよう」という意味で、「ご出席賜りますようお願い申し上げます」という使い方が一般的で、相手に出席をしてもらう際に使います。
目上の人に使うことも出来ますが、結婚式の招待状などでは友人相手でも使うことが見られます。
主に手紙などで使われる言葉で、発声して使うことはやや少ないということができます。
実際に出席してもらった際には「ご出席ありがとうございます」とお礼をすることになります。
「ご出席賜りますよう」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスの場では社内会議、会社間の会議などではあまり使う言葉ではなく、セミナー、講演会などの際に使うことが多くなります。
ビジネスの関係者を招待する結婚式でも使うことが可能です。
接客において使うことはあまり多くなく、結婚式場などが式を挙げることを伝える際にはもちろん使いますが、スーパーなどで使うシーンはまずなく、出席という概念自体が小売業の接客では使われにくい言葉ではあります。
「ご出席賜りますよう」を使った例文
・『弊社OBが講演会を開催致します、社員の皆様にもぜひご出席賜りますようお願い申し上げます』
他社のOBが講演会をするので出席して欲しいという使い方です。
この場合入場券の配布も行っている場合もあります。
・『○月△日に□□教会にて結婚式をあげることになりました、是非ご出席賜りますようお願いいたします』
結婚式の招待という使い方です。
時候の挨拶、明確な住所などが実際には使われ、かなり長い文章になり、出席するかを記載して返送するというスタイルになります。
・『同窓会を開きます、よかったらご出席賜りますよう申し上げます』
ややカジュアルな使い方の例ですがカジュアルな場で「ご出席賜りますよう」と使うとはいい難い面もあります。
「ご出席賜りますよう」の類語や敬語での言いかえ
「ご出席いただけますよう」「ご出席くださるよう」などが言いかえとなりますが、ややカジュアルな言い方になります。
「ご出席賜りますよう」の類似表現
「ご来臨賜りますよう」は敬語の段階が近い類似表現です。
ただし出席より難しい言葉と言えるでしょう。
「ご出席賜りますよう 」の敬語表現
この時点で非常に丁寧な言葉で目上の人にも使えます。
「ご出席賜りますよう 」の返答や返信例
出席または出席しない意図を伝えることが基本となります。
まとめ
ご出席賜りますよう という言葉は出席してもらうようという意図の丁寧な言葉になっています。
結婚式などの招待がポピュラーな使い方です。