この記事では「ご賛同いただける方は」について解説をします。
「ご賛同いただける方は」とは?意味
他人の意見や提案などをよいと認められる人はという意味です。
「ご賛同」は「賛同」に「ご」をつけた言葉です。
「賛同」には、他人の意見や提案などをよいと認めることという意味があります。
「ご」は他人の行為を表す語について、その人に対して尊敬の意を表すものです。
「いただけ」は「いただく」のことで、話し手や動作を受ける者にとって恩恵になることを他人から受ける意です。
「方」は人という意味で、敬ったいい方になります。
「ご賛同いただける方は」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手や話し手の側の意見や提案などに賛成・同意してくれる人の意で用います。
会議のような意見を求める場で使われることが多いです。
たとえば、不用品を回収して、必要とする人に届けようというプロジェクトを考えたとします。
不用品をゴミとして捨てれば、ゴミが増え、燃やす際に二酸化炭素を発生させますが、必要とする人の場所に届ければ有効活用してもらえます。
このプロジェクトは一人ではできず、他の大勢の人たちの協力が必要です。
協力をしてもらうためには、このプロジェクトに賛成・同意してもらう必要があります。
そこで、プロジェクトの趣旨などを協力してもらいたい人たちに向けて説明をしました。
「ご賛同いただける方は」という言葉は、説明などの後に用います。
このプロジェクトに賛成できるなら、といった意味です。
「方は」の後には言葉が続きます。
たとえば、「挙手してください」「力を貸してください」「拍手をお願いします」などです。
賛同できることを表す態度を取るようにと求めることが多いです。
賛同してもらうためには、こちらの考えが相手に伝わらなければなりません。
考えを伝えるためには、自分の中で考えをしっかりとまとめ、相手にわかってもらえるような伝え方をすることが大切です。
「ご賛同いただける方は」を使った例文
・『ご賛同いただける方は署名をお願いします』
「ご賛同いただける方は」の返答や返信例
「方は」の後に、どういった行動をして欲しいのかが述べられます。
「挙手をお願いします」と続けば、賛同できる場合は挙手します。
「署名をお願いします」と続けば、賛同できる場合には署名をします。
賛同できなければ、そういった行動はとる必要はありません。
まとめ
この言葉は、意見や提案などをよいとして認められる人はという意味で用います。
他人に賛成や同意を求めるときに主に使われるものです。
この言葉だけでは賛同してもらうのは難しいので、相手に認めてもらうための説明が必要です。
