「ロケーションが悪い」とは?
使い方や言い換えなど、慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解説していきます。
「ロケーションが悪い」とは?
「ロケーション」は英語の「location」を意味します。
これは、「位置」や「場所」を意味します。
この言葉を使用して「ロケーションが悪い」とした場合には、位置や場所が悪い事を意味します。
たとえば、「このオフィスはロケーションが悪い」と言えば、立地が悪い、もしくはアクセスが悪いなど、位置や場所を単純にあらわす以上の意味で使用できます。
逆に言えば、ロケーションは広い意味で使用できる言葉なので、具体的に何を表現したいのかが曖昧になってしまう傾向があるものだとも言えるのです。
「ロケーションが悪い」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「ロケーションが悪い」のビジネスでの使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたの会社で新店舗を出店することになったとします。
出店場所の候補になる土地を探していましたが、どれも納得のいくものではありませんでした。
駅から遠かったり、人通りが少なかったりしたのです。
このような場合には、「今回の候補は、どれもロケーションが悪いですね」と述べるとよいでしょう。
これにより、位置や場所に関する何かしらの条件がよくないことを、広く表して表現できるのです。
この言葉を使用する場合は、英単語と日本語の混合であることに注意しましょう。
普通に「立地」が悪いとしても通じるところを、わざわざ「ロケ―ション」と言いかえることにあまり意味はないのです。
カタカナ英語をあえて使用する必要があるのかは、考え直してみてもよいでしょう。
「ロケーションが悪い」を使った例文
「ロケーションが悪い」を使った例文を挙げます。
・『今回の候補地は、ロケーションが悪いです』
・『ロケーションが悪いわりに、来客数が多いようだ』
・『ロケーションが悪いことだけに原因があるとも言えない』
「ロケーションが悪い」の類語や言いかえ
「ロケーションが悪い」の類語や言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「立地が悪い」
「ロケーションが悪い」の類語には「立地が悪い」があります。
多くの場合は、「立地」と「ロケーション」は同じ意味で使用できる類語と言えるでしょう。
「場所が悪い」
また、「場所が悪い」も「ロケーションが悪い」の類語と言えます。
こちらは、「立地」よりも抽象的な表現ですが、同じような意味で使用できる言葉だと言えます。
まとめ
このように「ロケーションが悪い」は、何かしら場所や位置に問題がある場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できるものなので、おぼえておくとよいでしょう。