「レッテルをはがす」とは?
使い方や言い換えなど、慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解説していきます。
「レッテルをはがす」とは?
「レッテル」という言葉は、「レッテルをはる」や「レッテルをはがす」として使用されます。
しかし、「レッテル」とは何でしょうか。
これは、オランダ語の「letter」が語源になっている言葉です。
そして、「商品などにはりつける上宇田」を意味します。
これは、英語では「label」になり、「ラベル」となります。
レッテルと聞くとピンと来なくても、ラベルであればイメージできるでしょう。
これは「商品ラベル」のように、日常的に使用される言葉のなのです。
「レッテルをはる」とした場合は、その人物の人格や能力を決めつけることを表します。
そして、「レッテルをはがす」とした場合には、その逆の意味で使用できるのです。
「レッテルをはがす」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「レッテルをはがす」のビジネスでの使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたの部門が社内で成績が悪いことで有名だったとします。
毎年の売上額が悪く、周りの部門からも軽蔑の目で見られていました。
しかし、今年の売上額は違っていました。
なぜなら、つい先日非常に大きな案件を受注したからです。
このよう場合には、「社内で貼られていた、レッテルをはがす時が来ました」と述べるとよいでしょう。
貼られていたレッテルは駄目な部門であり、これを名誉挽回することで「はがす」と表現できるのです。
この言葉を使用する場合は、使い方が難しいことに注意しましょう。
「レッテルをはる」は頻繁に使用される言い回しです。
しかし、「レッテルをはがす」は一般的な表現とは言えないのです。
「レッテルをはがす」を使った例文
「レッテルをはがす」を使った例文を挙げます。
・『今こそレッテルをはがす時です』
・『過去のレッテルをはがすためには、十分な実績が必要だ』
・『レッテルをはがすためには、生半可な努力では足りない』
「レッテルをはがす」の類語や言いかえ
「レッテルをはがす」の類語や言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「汚名を返上する」
「レッテルをはがす」の類語には「汚名を返上する」があります。
ここでの「レッテル」は「汚名」と似た意味で使用されていますし、「はがす」と「返上する」も同じ意味で使用されているのです。
「名誉を挽回する」
また、「名誉を挽回する」も「レッテルをはがす」の類語と言えます。
こちらも、悪い評判を撤回させるということを表す言葉として、同じように使用できる言葉と言えます。
まとめ
このように「レッテルをはがす」は、悪い評判などを挽回する場合に、「レッテルを貼る」の逆の使い方で言い表したものです。
使い方は難しいですが、会話などに取り入れることをおすすめします。